クイズ回答:弱視(ロービジョン)者とコントラスト
楽しく、わかりやすく、障害に関するお話を書いています弱視難聴の奈良里紗です。
さて、今日のクイズ。
弱視(ロービジョン)者の私が写真にあるチョコブラウニーを食べたときのこtです。
口に入れた瞬間、うれしいサプライズがありました。
さて、それは一体何でしょうか?
ヒントはコントラストです。
回答
チョコブラウニーは、白いお皿にもりつけられているので、非常にコントラストがはっきりしていて見やすいのですが、一部、きわめてコントラストが低い場所がありますね。もう、わかったでしょう。
私が知らないうちにフォークですくって口にいれて嬉しいサプライズとなったのは
「アイスクリーム」
です。
視覚障害のある私にはコントラストの高いものは視認できますが、コントラストが低いものは視認できないわけです。
今回はたまたまフォークにあたって口に入ってくれたからよいようなもので、気づくことがなければ、最悪、アイスクリームだけきれいに残していることもありえるのです。
見逃されやすいこどもの弱視や
進行性の視覚障害のある人の見え方を
よくよく観察していると、食事の一部をうまく残していることがあるかもしれません。
気づきへの第一歩として、コントラストの考え方はぜひ覚えておいてほしいものです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?