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選挙についての独り言

選挙の日。

実を言うと僕は大学生の頃、
行政・政治の道に行こうとしていた時期があった。


「僕が学んでいる心理学は行政と政治で絶対に役に立つ!!」
と確信してた。


だから
大学四年の夏まで
公務員採用試験に受かるための勉強もしていた。


けど結局、行政と政治の道には行かないことにした。


それは横浜市役所の最終面接まで行って、
自分の想いを伝えて落ちたから。


会場にいる他の志願者達を見て、
最終で受かる倍率を鑑みて、
明らかにコミュニケーション能力で優ってる自分は絶対受ると思った。


3.11があった年の初夏、
そりゃ想いもアツくなるって。


最終面接の場で
本気で自分なりの行政、政治の想いを伝えたけど、
面接してくれる人たちは完全に「は?」という感じだった。


確かに多少政治家みたいなこと言ってたけど、笑
それだけ意欲のある自分をなぜ落としたんだろうか。


そんなことを考えたら、
来年も受験する気にはなれず、
「市民のため、国民のため」って熱くなってる自分が馬鹿らしくなった。


(そんでとりあえず友達とバイクの免許を取りに合宿に行った。笑)


だって
国会の答弁とか見てても決して本質には踏み込まない。


いや、躱してる。


こんなものをメディアは全国放送するんだから
「政治として真面目な人、意欲と能力の高い人が政治の道に行かないキャンペーンをしてるのかな?」
としか思えなかった。


(当時は尖っていたんですね。笑)


とにかく僕はそれから馬鹿らしくなって、
政治の道よりビジネスの道で心理学を使うことにした。


そして政治に興味皆無になった。


しがらみのない世界で
「良くも悪くも全て自分次第」の世界で生きていればそれでいいと。


大切なものを守る力が自分にあればそれでいいと。


結果その考え方は
自分をとても強くしてくれたし、
夢や愛とかそういうものを実現する力をくれた。


でも
「全て自分次第」の世界であろうと
大きなうねりの影響は受ける。


今回父になり、
それを凄い感じる。


自分の未来だけでなく、
子どもの未来まで考えるようになる。


「人生には波がある。」


だから
いつもうまくいくわけではないし、
いつも強くはいられない。


この子に
「(国や社会はこんなもんだよ。)全部自分次第だよ」とネガティブな意味で教えるのではなく、


「(国も社会も守ってくれる。けれど)全部自分次第だよ」とポジティブに伝えてあげたい。


「国も社会もあたたかくって
頼っていい存在なんだよ。
だからもっと政治に興味を持ってね。」
って言える親でありたいし、
そういう社会、メディアであって欲しい。


変わるべきなのか、
変わるべきでないのか。


そんなものは情報が出揃ってないんだから
誰にもわからないし、
完璧な社会、完璧な政治なんてないのだろうけど、
興味を持たせなくした、心の通わない言葉を話す人がいるのは事実。


自分と身の回りの人達が幸せになるレベルなら
心理学だけでできるけど、
もっと大きな枠組みで考えるなら政治が出てくる。


さて。
この子の未来が明るくなるかどうかは
この子次第なのか。


ちなみに
僕が運営する心理カウンセリングスクールのアンケートで「どんな講座を受けたいですか?」とアンケートをとったら
「世界平和について考える勉強会」が意外に人気高かった。


それくらいみんな世界平和について興味があるんだね。


そう思うと
なんかほっこり安心。


世界がより良くなりますように✨


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