出張オレンジの人 #22 青の洞門

画像1 今回は、青の洞門です。 大分県中津市本耶馬渓町にある洞門(隧道、トンネル)です。 名勝耶馬渓に含まれ、山国川に面してそそり立つ競秀峰の裾に位置する。全長は約342mで、そのうちトンネル部分は約144m。大分県の史跡に指定されるとともに、耶馬日田英彦山国定公園の域内にも含まれる。晩秋の紅葉時期は特に観光客が多いらしいです。
画像2 諸国遍歴の旅の途中ここに立ち寄った禅海和尚が、断崖絶壁に鎖のみで結ばれた難所で通行人が命を落とすのを見て、ここにトンネルを掘り安全な道を作ろうと、托鉢勧進によって掘削の資金を集め、石工たちを雇ってノミと槌だけで30年かけて掘り抜いたといわれる。 1750年(寛延3年)に第1期工事が完成し、最終的に開通したのは1763年(宝暦13年)だったらしいです。 禅海和尚の像と一緒に記念写真を撮りました。
画像3 1750年(寛延3年)の第1期工事の完成後には、通行人から人4文、牛馬8文の通行料を徴収したという話が伝わっており、この洞門は日本最古の有料道路ともいわれているらしいです。 完成した当時は「樋田の刳抜(ひだのくりぬき)」と呼ばれていたが、江戸時代末期から大正時代にかけて、「樋田のトンネル」や「青の洞門」と呼ばれるようになったとされています。
画像4 青の洞門の近くにある羅漢寺橋は山国川水系山国川に架かる石造3連アーチ橋です。 青の洞門の上流約500mに位置し、上流の馬渓橋、下流の耶馬渓橋とともに耶馬渓三橋と呼ばれるらしいです。
画像5 https://www.instagram.com/natsu_muramura

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