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慶應義塾大学アートセンター(東京都港区・三田駅) & 建築会館ギャラリー(同上)

・慶應義塾大学アートセンター
ラーメン二郎の三田本店が鎮座する慶應義塾大学。敷地内ではなく、正門から桜田通りを挟んだ向かい側にあるのが慶應義塾大学アートセンターである。東門の近くにあるミュージアム・コモンズと併せて見ておきたいアート関連の施設。以前にミュージアム・コモンズは訪れたので今回はアートギャラリーに絞って見学。

展示室は1階の1フロア一角のみで、決して広い展示室ではないけれど良質な現代美術を多く開催している。今回はドイツの作家であるハンネ・ファルボーフェンの展示を開催。1970-1980の作品を中心に展開している。ニューヨークに留学中に多くの現代芸術を学び、日にち計算を用いた表現方法をするようになる(例えば西暦1945年4月29日→29+4+(19)4+5=42 西暦19を除く。すると00年1月1日〜99年12月31日までが2から61の数値で表せるようになる)。手書きで記入したりタイプライターで入力したりと、ある意味で猟奇的な作品でもある。

猟奇的とも言える作品

基本的に額に入れられて並べられたシートを展示している。個人的には彼女のシンボルマークとも言えるシガレットを持つ写真や楽しそうな家族の日常を切り取った写真が明示された『楽しやジプシー生活』が好み。トイレはウォシュレット式。

ごっそさんです

なお、本日も山田総帥は元気に麺を茹でていた。ニンニクなしのヤサイアブラで注文。ごっそさんです。

・建築会館ギャラリー
慶應義塾大学のすぐ近くには日本建築学会が運営している建築会館がある。建築に関する書籍やレストラン街を構え、講演会なども開催される建築関連の仕事をしている人なら訪れておきたい場所。こちらの一角にギャラリーがあり、建築に関連する展示のみならず、いろいろな展示会の会場として提供されている。

今回は専門学校の卒業作品展示会ということで、全国27の建築教育連絡協議会に加盟している専門学校のうち15校による建築模型を中心とした作品を発表している。日本工学院や青山製図専門学校、中央工学校といった名の知れた学校の建築家の生徒ながら、大人顔負けの細かい製図・模型展示を手がけているのが興味深い。こういう仕事だったら楽しいだろうな。トイレはなし。

未来を担う建築家たち


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