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「気が合う」と「自分軸」

「気が合う」という言葉を聞いて、みんなそれぞれどんな様子を思い浮かべるんだろうと最近考える

趣味が合う、好みが合う、好き、考え方が似てるとか、おそらく人によってニュアンスが違うのだと思うけれど、

私の中にある気が合うは『一緒にいて違和感がない』ことだ。

育ちが違ったり仕事が違ったり付き合いが短くても、話したり食事をした時に「なんか居心地がいいなぁ」と、一緒に居ることに対して違和感を感じにくいと気が合うのかしらと思う。

ぜんぶ一緒は最初から求めていないので、穏やかに同じ時間を共有できて、話ができれば意見などが違くても全く問題ない。


20代の半ばくらいまではものすごく人に対する好き嫌いが激しくて、ああいう人は好きだけどこういう人は嫌、近くに居るのも嫌だなんて思っていたけれど、30歳を目前にして最近は全くそういうのが無くなった。

苦手な人が居ないというわけではなく。気になる人・好きな人と、それ以外は「興味がない」という感じ。(良い意味で)

幼馴染はそれを、"大人になって許せる人が増えたんだね"と言っていて、そうかなぁ…と思いつつ少しその表現に違和感を感じていたのだけれど、

別の友だちに、「それは、自分の軸がしっかりしてきたから気にならなくなってきたんだよ」とズバリ言われてしっくりきた。

そうそう、それだ。


コミュニケーションや心理学を学んで一番良かったのは、自分の軸というものの存在が明らかになったことと、人はそれぞれ皆違うという当たり前のことをわかった上で行動できるようになったことだと思う。

皆の「気が合う」はどういうことを言うのだろう、会う人会う人にもっと聞いてみたいと思う。



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