改めて自己紹介①食について、私が大事にしていること

最初の投稿として
自己紹介記事を書いたのですが、
あれから早半年…

状況も想いも少し変わってきたので
改めてお伝えできればと思います。

なりまつゆかと申します。

管理栄養士として、特定保健指導
(メタボ対策の生活習慣改善指導)を
業務委託で行いながら、

個人事業主として
食生活サポートやコーチングを通して
「自分を生きる」支援をするため
活動しています。

どっちが本業かは
自分でも決めていません。笑

なぜ私が、今の活動に至ったか?を
お伝えしたいのですが

全部書くと
すごく長くなってしまいそうなので
今日は「食」に絞ってお伝えしますね。

私が興味を持っているのは
「働く人の健康」です。

「働く」とは
外で仕事をすることだけを指すのではなく

やりたいことに全力投球するために
食を通して健康になることが
当たり前の世の中になったらいいなと
思っています。

食に興味がなかった子ども時代

管理栄養士の方のプロフィールでは
「小さい頃から食べるのが好きで…」
という記載を見かけることが
多い気がしますが

実は、私は正反対の子どもでした。


小さい頃は少食で、食べるのが遅く
いつも急かされていた記憶があります。

小学校に入っても、給食が食べきれず

1年生のときのクラスでは
毎日、給食を食べ切れたら
掲示してある名簿にシールを貼ることに
なっていたのですが

私は何日たっても
貼ることができませんでした。

「周りの子ができていることが
 私にはできない」と
劣等感を覚えてしまいました。

子どものころを振り返ると、
「食べる=楽しい」という印象はありません。


中学校に上がると、
小学校と違って校内で作った給食ではなく
給食センターから運ばれてくるお弁当に
変わりました。

これがまた美味しくなくて…

お腹を空かせている周りの男子たちに
ほとんどおかずをあげてしまって
私はろくに食べていませんでした。


管理栄養士になろうと思ったきっかけ

食に興味を持ち始めたのは
高校生になってからです。

高校に入って初めての健康診断で
「貧血検査」がありました。

血液中に含まれる
「ヘモグロビン」の量を測定したのですが
一般的に女性で12.0g/dL以上のところ
当時の私は9.3g/dL

圧倒的に足りていませんでした…

その後、病院を受診し
「鉄欠乏性貧血」と診断されました。

ここまで進行してしまうと、
食事から補うのでは追いつかないので
鉄剤を処方してもらい治療しました。

貧血が改善されると、体が劇的に楽になり
今までが疲れやすかったということに
初めて気づきました。

学校の階段でも息切れしていたし、
マラソンも1km走るのに7分くらい
かかっていましたが…
もともと運動神経悪いからしょうがないと
思っていました。

治ってみたら、階段は余裕で登れるし
マラソンのタイムも急によくなりました。

また、氷を食べる癖がありましたが
(これも鉄欠乏性貧血の症状)
治ってみると全く食べたくなくなりました。

この変化には自分でもびっくりしました。

普通に食べて、
普通に生活していたつもりだったのに
鉄分不足から貧血になってしまった。
どうしてだろう?

どんな食事をすれば、健康を損なわずに
元気に楽しく生きていけるんだろう?

それが知りたくて、
栄養学の道を目指し始めました。

「時短自炊術」のはじまり

大学では食物栄養学科に進学し、
卒業時に試験を受け
無事に管理栄養士免許を取得しました。

しかし、大学卒業後は管理栄養士として就職せず
大学院で野菜の機能性成分の研究をしたのち
ヘルスケア関連メーカーに就職します。
(この理由は別途詳しく書きます…)

一人暮らしをしていましたが、仕事が忙しく
帰ってからはオンラインで英会話のレッスン
(海外業務を担当したかったので)

仕事と勉強に没頭していて
やりたいことが多すぎて

食事の準備にかける時間が
惜しくて仕方がなかったし
体力も気力も残っていない

そんな経験をしました。

過去の経験から
栄養の大事さは身に沁みてわかっていたのに…

「わかってるけどできない」を
痛感しました。

「お手軽」って書いてあるレシピでも
そのときの私からしたら
全然お手軽じゃない…なんてことも
よくありました。

「朝食はスムージーで手軽に野菜を取ろう!」
なんてネット記事を見かけて

いやいや…
確かに飲むのは一瞬だけど

朝から野菜を選ぶ手間、切る手間、
ミキサーを洗う手間を見落としてないですか?

とか思ってしまって。

もっと時間をかけずになんとかできないか?
そんなことばかり考えていました。

いっそ思い切って、
完全栄養食にしてみようか?と、
購入したこともあるのですが
さすがにそれでは味気なくて
長続きしませんでした。

そのときの生活の変化にも合わせながら、
いろいろ調べて実践してみる中で
今noteで発信している「時短自炊術」が
少しずつできてきました。

だから、私が大切にしたいこと

この「わかっているけどできない」経験を
サポートの中に取り入れ、
過去の私と同じようなお悩みに寄り添うことを
大事にしていきたいと思っています。


正直今でも、仕事が立て込むと
料理が面倒…と思うことは
しょっちゅうあります。

料理に時間をかけずに
かつ健康を維持して
やりたいことに全力投球できるよう

毎日の食事の準備を15分でできる
工夫をしています!


食事をしないと生きていけないけれど、
食事のためだけに生きているわけではありません。

健康であり続ける工夫は大切だけど、
その行動がストレスになったら
本末転倒です…

一人ひとりの事情に合わせて
使えるものはフル活用して、
できることを提案していく

=「わかる」を「できる」に変える

この姿勢を大切に、
サポートを提供したいと思います。

自己紹介①があれば
②もあるわけで…

次回は、
「自分迷子」だった過去から
「自分を生きる」ようになった経緯、
コーチングのサービスを始めようと
思ったきっかけを
書いていきたいと思います!

→第2弾を書きました↓


お読みいただき、ありがとうございました。


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