先日、給食で提供された
“うずらの卵”を喉に詰まらせて
窒息した児童が亡くなった。

そんなニュースが
飛び込んできました。

とても、悲しい事故ですね。

とても悲しい気持ちになりました。
心からお悼み申し上げます。

報道の内容を見てみると
“うずらの卵”は今後、
給食に使うべきではない。

“うずらの卵”はもともと
窒息を起こしやすいので
給食では使うべきではなかった。

「県学校給食会」には、
うずらの卵の注文の
キャンセルが相次いだ。

などなどさまざまに
報じられています。

“うずらの卵”が今回の事故の
根本の原因なのでしょうか？

私は窒息しかけたことがあります。

実は私自身アメ玉を喉に詰まらせて
窒息しかけたことがあります。

しかも、その時に気を失いそうに
なったのです。

その時の様子は以下の記事から
ご覧いただけます。

この記事にもあるように・・・・

口で息をすることはとても
危険なことなのです。

ところが、ほとんどのお母様が
危険なことだとは感じて
おられないのが現実です。

口呼吸が子どもの発達に
どんな影響があるかは
親御さんに伝わっていないです。

皆さんにこれからさらに本気で
お伝えしたいと思います。

さらに、窒息の原因になる
原因として挙げられること
それは・・・・

前歯で食事を噛みちぎっていない

自分の前歯で噛みちぎることを
経験していないお子様も
窒息のリスクが高いです。

それは、食べ物の一口大の
自分にとって適切な大きさを
体で覚えていない。

だから、無理に詰め込んで
窒息を起こすこともあるのです。

噛みちぎらせることも大切で
それができていないことも
窒息の原因です。

以前の記事に詳しく記載しています。

あと一つだけ、とても危険な
要素があるのです。

子どもへの愛情のあまり
発達のチャンスを奪ってしまう？

それは我が子の安全を願う
自然な感情から口の発達の機会
を失っている可能性があるのです。

このようなケースが結構
見受けられるのです。

簡単に申し上げると・・・

口の機能が発達していない

負荷のかかること、努力が要ること
それが、ヒトの機能の発達に
繋がるのはご存知でしょう。

もちろん、そのような過程を経て
わが子に成長してもらいたいと
思っておられると思います。

ところが、〇〇しないように
と子どもの安全のために
負荷をかけることをしない。

しかし、これが子どもの機能の
発達の機会を失わせる原因に
なっている可能性があります。

以下に詳しく述べています。

窒息をさせないように食べ物を
小さく刻むとか、ブドウやプチトマト
のような食べ物は4分割する。

こんなことをおっしゃる先生は
たくさんおられます。

しかしそんなことをしていては
口の機能が育たないし
窒息の根本的な解決にはなりません。

お子さんが小さい頃から
口の機能を育てることの重要性を
伝えていく必要があると思います。

私が考える窒息を起こす
原因とは以下の３つです。

１、 お口の機能が十分発達していない
２、 前歯で噛みちぎっていない
３、 口で呼吸をしている

最近、ほぼ毎年窒息による悲しい
事故が起きています。

私たち歯科医師から見ると
食材の問題よりも上記にあげている
問題こそが原因だと考えます。

でも、なかなか歯科医師から
こんな発信をされる方が
少ないのも現実です（泣）

もっともっと、これらを皆さんに
知らせることが大切だと思います。

こんな悲しい事故をまた
起こさないためにも
このような知識を拡散したい。

そう思っています。

皆さんに近い方、親しい方
ご家族やお友達、ご親族に
お知らせいただきたいです。

この国の未来を担う
大切な子どもたちの命を
守っていくために・・・

ぜひ、皆さんのお力を
お貸しいただけましたら嬉しいです。

よろしくお願いします！

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