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僕の一人旅について

2年前に書いていた下書きがあったので、似たようなことを投稿したこのタイミングで供養する。


僕は一人旅が好きだ。

誰に何を言われてもこれはやめたくない。

旅行と旅は全く違う。
行き先が同じでも、別物だと思っている。

何もかも全ての事を自分で決められるから。

普段の生活では、この時間に起きてこの時間の電車に乗り決められた時間へ会社に行く。
会社へ行けばやることが決まっており、それを淡々と片していく。
会社やら鉄道会社やら何かしらに従って生きている。

そして不都合があれば、自分以外の誰かのせいに出来てしまう。

たとえ行き先が同じでも自分だけでいくのと、2人以上でいくことは僕にとって全く別物になる。
単身行って生きて帰れるかを自分に課す一人旅は、言ってしまえば自分への挑戦なのだ。
行きの飛行機で味わう手に汗握る不安と武者震い。
帰りの飛行機で味わう達成感と安堵感。

こんな自分でもやりきったぞ!
たった数日間だけど、全て自分で決めて考え行動した。
俺、ちゃんと生きている!

自分をここまでスリルと達成感で満たしてくれるものはそうそう無い。


迷子や遠回りも一興。
迷っても着けばいいじゃないか、
遠回りしたけど着いたからいいじゃないか。

むしろ遠回りをしたからこそ見えた世界がたくさんある。
現地の人の生活スタイルや子供の遊び。

いく先々で見たものにいちいち感動する。

エスカレーターで右左どっちで止まるのか

こんなことですら、「すげー」って感動出来る。

電車に乗るとき買う切符は日本と同じ紙タイプなのか?
台湾やスペインはコインタイプだった。
かと思えばお隣韓国はテレカみたいな薄いカードタイプだったり。

自分が生きてきた世界の当たり前がぶっ壊され、
その国の当たり前を発見し、インストールして馴染んでいく感覚がたまらない。

お洒落をして写真を撮ってSNSに乗せる旅行もいいが、
自分にとってはサバイブしてスリルのある旅の方が満たされる。

それが家族や友人、酒や女やSNS、アニメやゲームだったり人それぞれ。

この平和な現実でいかに自分を満たせるか。
常にではないけど満たせている自分は幸せなんだなぁ。

不安だし怖いけど、それを乗り越えた時の感情はたまらない。
不安を少しでも払拭できればと思う。

恥をかいた分だけ強くなれる。

むしろ恥をかいて乗り越えた後の達成感。僕は一人旅が好きだ。

誰に何を言われてもこれはやめたくない。

というよりやめられない。

多分やめたら僕が僕で無くなる。そしてずっとずっとこんな自分でもいられたらと思う。

体が動く限り、こんな生き方を続けたい。


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