🛀風呂場騒動 1/2(月)
ところで、普段は週三回のデイサービスで風呂に入っている認知症の母だが、年末年始は流石にデイサービスも休みである。
そして1/2(月)
正月は意図的に近寄らなかったが、夕方行ってみると、母が腕や目のところや、尻のところが肌荒れしていると訴えてくる。
まあまだ病院も休みである。
まだどうしようもない。
そして次の問題。
「あんた、風呂の入れ方が分からんとよ!なんとかして!」
風呂の入れ方が分からんとは?
夏場には勝手に給湯して入っていたはずだが、どゆこと?
ちなみに、風呂場は数年前にリフォームしためっちゃ立派なユニットバスである。
カランからお湯を湯を出せばいいのでは?
と思って出してみるが、全く何も出ない。
マジで出ない。
左側のシャワーは出る。
うーん?と思って思い出そうとする。
なんか、確かこれ昭和に屋根に設置した太陽熱温水器につながっているのではなかったか?
母に言って風呂の説明書を出させたが、給湯器に繋げたのは母が勝手に工事人足に言ってやったので、説明書には載ってなかった。
太陽熱温水器の給湯はどこかと聞くと、なんと脱衣所の窓の外にレバーがあった。
窓を開けて、レバーを確認してみるが、母が書いたらしきマジックの文字が肝心なところが色褪せて読めない!
多分,縦にするので正解なのでは?
一旦、カランを締め、レバーを縦にして、もう一度カランを開けた。
出た!
しかし、めっちゃぬるま湯である。
冬場なので、太陽熱温水器は30度くらい?にしか温めきれないのであった。
とりあえずその間に、母にマジックでレバーに追記させる。
使用するのは本人なので、是非とも思い出して頂きたい。
給湯そのものは一定量で止まる仕様なので良いが、とりあえずぬるいので、湯が溜まったら追い焚きする。
これが、追い焚きの電源は電源で、台所の給湯器と連動していたので、それに気づくまでまた一悶着あった。
ようやっと、追い焚き42度までにして、声を掛けると、廊下で服を脱ぎ捨てて風呂場に入っていった。
脱皮…。
しかし、客間に行っていたら、風呂場からものすごい叫び声がした。
「助けてー!」
!?
真剣に驚いたので、取るものもとりあえず駆けつけた。
すわ、風呂場で転倒でもしたかと思ったからだ。
「あんた、風呂が42度じゃぬるいとよ!
なんとかして!」
バ バ ア !
そこの風呂の設定温度を!上げろ!
上げた。
去って5分後、もう一度叫び声が響いた。
「ちょっと来てー!」
今度はなんだ。
今度は悠長に駆けつけると、母が湯船から言ってきた。
「その浴室暖房がうるさくて恐ろしい音がするけん、なんとかして!」
強だった。
寒いので暖房がフル稼働している。
というか自分でオンにして入って、浴室のすぐ外側にスイッチあるんだから自分で切り替えれば良いのでは?
弱にした。
投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。