わたしは英語が好きで、話せるようになりたくて、練習したり学んだりを続けています。

先ほど英語学習ノートを読み返していたら、だいぶ前のできごとが書き留められていたのを見つけたのですが、それがわれながらとってもほほえましく感じられるエピソードだったのです。

そこには、空港の書店で働いていた時に、海外からいらしたお客さまがバースデーカードをお探しで、それをお手伝いしたということが書かれていました。

舞妓さんという言葉を英語で説明できなかったことなど、うまくできなくて悔しかった様子が伺えるのですが、
それを読みながら当時のわたしに「そんなの大丈夫だよ！」と今のわたしから声をかけてあげたい気持ちになりました。
でも読み進めていくと
「空港で働いているからいつも英会話の実践ができてありがたい」
「自分がまだまだだとはっきり知ることができてうれしい」
と書かれていて、いいね自分！とも思ったのでした(笑)

さらに、そのお客さまから
「〝You are a great artist〟とバースデーカードで伝えたいんだけど、日本語で代筆してほしい」
と頼まれたということも書かれていました。
最後には大変お喜びいただき、握手まで求められたとも。

この英語学習ノートの記録がなければすっかり忘れていたできごとでしたが、いま読み返して思い出すことができてよかったです。

「英語はまだまだで手さぐりな接客だったけど、よろこんで帰ってもらってよかった。
kindって聴こえたからご親切にって言ってくださったのかな。
しゃべれたら楽しいから、もっと勉強しよう！」
という感想で締めくくられたその日記からは、
自分の英語のたどたどしさや、kindしか聴き取れなかったんかい！というツッコミも浮かびましたが(笑)、
それでも『話せたら楽しいからこれからも英語を学び続けたい』というのは今も変わらずで、
自分の想いをそのまま英語で伝えられることのよろこびをもっと感じたい！という思いをあらたにしたのでした。

こちらのイラストは、わたしが好きな言葉を英訳して描いたものです。

日本語のよさもあるけれど英語のよさもあって、英語だからこそ胸にすっと入ってくる言葉もあるんだよなぁと感じます。