見出し画像

anti-Hagibis|ボランティア活動保険に加入してみた、その2

その1はこちら。

前回のあらすじ(?)

「金で解決」とか言うと亡者感がすごい感じがすると思うんですけど、逆です。アイアムお金に執着が持てないタイプ。あれば便利なのは知ってる。

で、私の朧げな知識から思い浮かべていたボランティアの『受付』とは、今回の場合、こちら↓

スクリーンショット 2019-10-16 22.13.48

飯山市社会福祉協議会であることが判明しました。

ほう、ほう。……で、ボランティア保険の加入はどうしたら?(←今ここが本題)

ひとまずは「ボランティア」のページへ。この画面をスクロールいたしますと、

スクリーンショット 2019-10-17 22.03.08

※天災タイプは基本タイプ+地震、噴火、津波によるケガを補償します。特に災害ボランティアとして行く方に、事前にお申込みされることをおすすめしています。

はい入ります! 入ります! だから! 申し込みはどこからー!ーー!……!?

もう、最寄りの社会福祉協議会に直接問い合わせるか時間休取って行っちゃおうか、と「上越市社会福祉協議会」のページへアクセス。ここもやはり「ボランティア」のページはすぐに見つかるのですよ……保険加入は……?

と、そこで!

スクリーンショット 2019-10-17 22.35.48

スクリーンショット 2019-10-17 22.35.48のコピー

おお〜っ✨👏それっぽいボタン(リンク)を発見!

[command] ガンガンいこうぜ

すみやかに「ふくしの保険」webサイトへ。1st viewで発見、「ボランディア活動保険」!

スクリーンショット 2019-10-17 22.43.26

なっさんmemo|すぐ下にある「ボランティア行事用保険」はイベントを開催する団体などが入る保険のようです。個人のボランティア活動に掛ける保険は「ボランティア活動保険」。私は用があるのもこっち。

そして「ボランティア活動保険」のページを開くと〜、……文字、もじ、モジモジ、文字だらけ。のなかに!

スクリーンショット 2019-10-17 22.43.50

はあぁぅぁ、ちっさい字で書いてありました。ホント小さいよ、見落とすとこだよ!

※災害時には特例でインターネットによるボランティア活動保険加入サイトが開設される場合があります。
詳しくは「全社協 被災地支援・災害ボランティア情報」をご覧ください。
(リンク先 https://www.saigaivc.com/

[command] ガンガンいこうぜ

スクリーンショット 2019-10-17 22.19.42

ボランティア保険加入のお申込み
災害時には特例でWEBによるボランティア活動保険加入ができます。
休日等で地元の社会福祉協議会で加入できなかった方は、ネットからお申込みができますのでご利用ください。
以下の注意点をご確認いただき、次へ進んでください。

あった〜〜!! ありました〜!👏

いざ保険加入

このページ下部に書かれている4つの注意点に目を通し、「次に進む」の緑ボタンをクリック。

スクリーンショット 2019-10-16 21.00.06

災害時の特例扱いだそうですが、手続きは簡単! クレジットカード決済でwebから保険加入するという、それだけの話です。

ネット保険を使ったことの無い人でも全然大丈夫、ネットショッピングを利用したことのある人なら誰でもできます、難しい手順は何もありませんでした。審査も無い(そりゃそうか)。

誘導に従って情報を入力&メールを確認していくだけなので、ここでは細かい手順説明は省きます。

それよりも

お流石ですね。と

それよりもですね、保険の申し込み情報を入力していくなかで、

スクリーンショット 2019-10-16 21.02.54

まあ、ありますよね。性別欄。

私は心身ともに女性ですが、プルダウンメニューをクリックしてみたらば

スクリーンショット 2019-10-16 21.03.11

おぉ〜〜、ちゃんと「その他」がある。素晴らしい!👏👏

ここへ来て「社会福祉協議会、さすがだなー」と関心したのでした。

でもFacebookなんて基本情報の設定ページで三人称設定まで含めてフリーカスタムで設定できますからね。この程度でも思わず関心してしまう日本のいかに多様性後進国であることか。

とか言いつつ、私が編集長を務めているメディア「あどば」の読者アンケートも性別選択肢は男女しかありません。すみません。ずっと気掛かりなのにずっとそのままにしているのは、ちょっと色々葛藤がありまして……でもその話は今ここでは割愛します。(事情というよりは私のなかの躓きみたいなものなので葛藤と表現しておきます)

そして伝説へ…とはなりませんが(もちろん)

そして無事、保険の加入手続きが完了したのでした。

スクリーンショット 2019-10-17 23.39.56

最初に入力したメールアドレスに完了通知が届きます。
現地へは、このメール画面のプリントを持っていけばOK!

「私、飯山へ行く。」

年齢なりに小皺の寄った純心に火を灯して内心で呟きつつ、ふたたび飯山市福祉協議会のサイトへ。再確認のつもりで

(→)再確認のつもりで

新着情報にある「飯山市災害ボランティア募集について」というページを開きました。……さっきとずいぶん、文字量が違うな??

スクリーンショット 2019-10-16 22.09.10

※10月18日(金)以降はボランティアの方が大勢お越しになることが予想されますので、長野県内のボランティアのみとさせていただきます。ご了承ください。
※10月16日一部変更

長野県内のボランティアのみとさせていただきます。

「…ご了承ください。
 ※10月16日一部変更」

マジでかー

がっかりしたわけじゃない、決して残念だったわけじゃない。でもちょっと、脱力しちまったのは事実。1〜2分ほど、テーブルに突っ伏しました。笑

履歴を辿ったら14日の15時に出されていた情報では、確かに募集エリアに制限は無かったことを確認。でも災害直後の状況なんて色んなことがどんどん変わるから、ある話だよなーと、わりとすぐに納得。

その意味では、とりあえず保険に入ったのだって無意味じゃない。

ボランティア保険は年度いっぱい有効なので、今回私が入った保険は2020年3月末まで適用されます。これを機に、当面いつでもボランティアに発てる準備がひとつ整ったわけです。

あとは装備ね。

仮に今週末ボランティアに行く先が無かったとしても、作業のための装備一式は自身の万が一への備えにもなるわけで……明後日の土曜日に3時間ほどフリータイムがあるので(それ以外は朝から晩まで予定あり)、そこでゴーグルやマスクなどを買い揃える予定です。

今また改めて社会福祉協議会の情報を見ていても、やはり水害後の作業だからか【雨が降り次第活動中止】というインフォメーションが出ていたりで、刻々と状況変化は続いてる。

長野北部の天気予報は明日18日(金)は曇一時雨、明後日19日(土)曇時々雨。ところが現時点では20日(日)は「曇」予報なので、活動できる可能性がありそうです。

混雑予想からの「18・19は長野県内ボランティアのみ」という制限も、もしその2日間に作業が進まないとなれば募集対象エリアが拡大される可能性もある。飯山市から募集が掛からなければ、さらにお隣の中野市へ行くのだってアリだ。

……というわけで、20日(日)の私の動向は直前までの情報確認によって変わる、ということが確定しました。

おわりに

一緒に行こうという話にはなっていないまでも、同じ上越地域在住の友人・知人たちも何人かが長野へボランティアに向かう予定を表明しています。

彼らとのやりとり(於SNS)のなかで、社協によるエリア制限の情報交換をしていたのだけれど(上記の飯山社協の発表で突っ伏した話)、ある人が

「ボラセンに情報が上がってなくても、ボランティアを求めているところが沢山ありますよ。かくゆう私は毎朝のボラセンでの面倒な受付簿記入やガイダンスが性分に合わないから、金・土・日は個人的に長野の介護施設の屋内の泥掃除のお手伝いに行く予定。興味あったらメッセージください。
糸魚川大火の時もそうだったのだけど、ボラセンに全ての情報が集まる訳ではなく、ボランティア受入れ中止と言っていても、現場に行けば途方に暮れているお年寄りに声を掛けて、そのまま片付けのお手伝いの流れになることもありました。」

とコメントを寄せてきた(Yさん、コメントお借りしました)。

まず真っ先に「なるほどー!」と、ただ感心。自称「面倒な受付簿記入やガイダンスが性分に合わない」Yさんの、その人柄やバックグラウンドをそれなりに知っているので、すんなりと納得できてしまった。

そして人と人とのつながり、助け合いという点ではとてもピュアな発想と行動だと思った。おそらく、こうして自分の意志と責任で動いている人は世の中が知らないだけで、Yさんの他にもいらっしゃるんだろう……私もそうすれば良いんだ、と思いかけた。

でも、でも。

こういう形で動く人々がいるんだ、という認識が世の中に広まったら……、こういう形で動けば良いんだ、と実践し始める人々が増えたら……、ボランティアを名乗って窃盗や強姦を働く犯罪者の温床を作る可能性もあるかもしれない。

身元が明らかでない初対面の人を、普通は家に上げたりしない。けど、災害直後の本気で猫の手も借りたいような状況下では、藁にもすがりたい心境の時には、どうだろう……助けてくれるという人が目の前に現れたら。身元を確認する余裕や警戒心なんて、あるだろうか。

社協がカバーしきれない地域や個人もあるだろう、社協に助けを求める余裕(とか、方法)も無いという人だってあるだろう。だけど、長い目で見て犯罪の芽を育てないための組織行動もやっぱり必要なんじゃないか、とも思ったので、

やっぱり私のボランティアバージンは社協で捨てることにします!

何だ、この締め。

まとめ

もはや推敲する余力も無い深夜25時なわけですが、このバージン捨てる宣言で終わるのはあまりにも微妙なので無理やりまとめます。

ここまで長々書いてきましたが、つまり

災害ボランティア保険はここから入れます

スクリーンショット 2019-10-16 21.00.06

以上です、ご参考までに。おやすみなさい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?