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なぜ鬱は起きるのか?

こんにちはShioです♪
今回も引き続き、"鬱"について発信していきたいと思います!

実はよく分かっていない!?

といっても、"鬱"がどのようにして起きるのか、現時点では、実はまだ明確にはわかっていないそうです。

現状で、説明としてよく言われるのが、以下3つです。(※わたくし自身お医者様などではなく、当事者として自分なりに勉強中ですので、なにか語弊などありましたら申し訳ないです。大目に見ていただければと思います。)

①脳の異常のようなもの?


まずは、脳の神経伝達物質(セロトニン、ノルアドレナリン、ドパミン)のバランスが乱れて起こるのではないか?という説。

ちなみに……
・セロトニン → 精神を安定させる物質(しあわせホルモンとも呼ばれ、皆さんも聞いた事があるのでは?)
・ノルアドレナリン → 神経を興奮させる物質
・ドパミン → 快感を増幅させる物質

そう言われてもイマイチわからん!と思われるかもしれませんよね(笑) 
まあどうやら、人の感情を司る物質の機能が、「ちょっともうむり~コントロールができないや〜っすまんっっ」ってなってしまっているみたいなかんじでしょうか。難しいですね。

とにかく、脳のなかで情報の伝達がうまくいかなくなり、鬱を引き起こしているというのが一説です。

②鬱になりやすい気質を持っている


鬱に関する本などを読んでみると、どうやら鬱になる人は、もともと正義感・義務感が強く、真面目な人が多い傾向にあるそうです。

あとは周りに気を遣いすぎてしまう結果自分が疲れてしまいやすい人や、自分に対して厳しい人、それから要注意なのが、「〜すべき、~しなければならない」という完璧主義の人です。ちょっとしたミスでも、「ああ自分はなんてダメなんだ」「完璧にできなきゃだめなのに…」と、ちょくちょく落ち込んでしまうタイプの人は特に、鬱になりやすい傾向にあるようですね。

このように、生まれ持った気質・性質・性格から鬱になりやすい、という説もあるみたいです。

③ストレスがきっかけに…

鬱になりやすい気質に加えて、ストレスを受けることで鬱になってしまうこともあります。身近なことでいうと、職場や学校などでの対人トラブルや家庭内トラブルなどがありますね。

そして、大切な家族や友人との死別、パートナーとの別れ・離婚、いじめ、失業、深刻な病気やがんにかかってしまった、など、これほど大きなストレスを感じたら、それは鬱に陥ってしまうのもおかしなことではないでしょう。

それから、一見ネガティブな変化には見えなくても、なにかしら人生のなかでの"変化"による大きなストレスで鬱になってしまうケースも充分考えられます。学校を転校したり転職したりして人間関係がガラッと変わった、引越しして今までと違う環境で生活することになった、それがきっかけで鬱や精神疾患を発症することも考えられます。

それから、結婚して生活がガラリと変わることもありますよね。マリッジブルー、マタニティーブルー、なんて言葉もありますけど、女性の場合「産後うつ」と呼ばれるものもかなりよく耳にしますね。

私自身、15歳のときに海外に留学した際、環境の変化に耐えきれず、酷く気分が落ち込むようになった記憶があります。今振り返ると、私の場合はそれをきっかけに気分の波が大きくなるきっかけになったのかなあと感じています。

ストレスに対する感じ方は人それぞれですが、なにかしらのストレスやきっかけから鬱になってしまうという説も濃厚そうですよね。

【まとめ】

今回は、どうして"鬱"は起こるの?というテーマでお話をしました。まだまだわからない部分が多いため、辛くてもどうしようもできない面がたくさんある、というのが当事者にとっては悔しいところですよね。

世間からはまだ、「甘えだ」「怠惰なだけだ」などと偏見を持たれやすい"鬱"ですが、この記事を読んだ方が、すこしでも鬱に対する正しい理解を持っていただけたら、なによりです。

そして私も含め当事者の皆さん。医療業界の方々は、何とか鬱の原因をもっともっと突き止めようと、もっともっと患者を救おうと、きっと汗水垂らして頑張ってくれているはずです。

医学の力にも期待をしつつ、私たち自身も、"鬱"というものと、ゆっくりじっくり、向き合っていきましょう。なにも、焦ることはありませんからね。大丈夫です。安心してください、仲間はたくさんいますよ。


『ドン底鬱の時の応急処置』という記事も過去に書いていますので、ご参考になればと思います。


最後まで読んでくださりありがとうございました!

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