natsugawa001

30代サラリーマン。ただのナイーブポエマーおじさんです。子育て日記始めました。

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最近の記事

脳みそが死にかけていてややウケよ

 どうしても何かしらの文章を書きたくなって書きなぐってみるのだが、特に何か書きたいことはなくて脳が死んでいる感覚がすごい。僕のなかの語るべき物語は何もなくなってしまったようで、仕事の愚痴とかそういうのくらいしかない。とはいっても昔はそういうのを面白おかしく語ることができたが、今はまったく面白く味付け出来る自信がなくなってしまった。  文章を書かなくなって久しいが、まじで脳みそが死んでいる。これが加齢かと華麗にカレイのカレーことを考えたりするのだが、クソつまらないダジャレしか

    • 100%完璧な人生

       僕の人生にはいつも何かが少しだけ足りないような気がしていた。そんな一節が書かれている小説かなんかがあったような気がするが、なんだったか覚えていない。本当に小説か漫画か映画かに登場した言葉であっただろうか。ありふれた言葉ではあるが、もし僕が作った言葉だったら遠慮なく商標登録させて貰おう。 ○  僕は今、ウン十年後のまさに死を迎えて生涯を終える直前の未来から戻ってきたと妄想してみる。目の前には年老いていない若い頃の妻とまだ喋りもままならない子どもがいて、すやすやと気持ち良さ

      • 大事なモンはいくつもあった

         この枕詞に対してかかる言葉は「なんか随分減っちゃったけど」であって、アラフォー世代においては鉄板である。つうか、最近は鉄板って言うのかしら。まあ、そんなことはこの文章においてはどうでも良いんだけど。 ○  何だか随分と減った気がするが代わりに色々なモノが増えてもいる。妻が出来て、娘が出来て、家(マンション)なんかも持つようになった。それでも何だか随分と減った感じはあってそれが何なのかは上手く言語化できない。  一般的には大人になったということなのかもしれないけれど、い

        • 君のう〇こを出したい

           そう、それはまるで『君の膵臓が食べたい』みたいな甘酸っぱいタイトル。そう見せ掛けておいてそんな要素は一ミリもなく単なるシモの話になりますので、それをご理解頂いた上でお食事中の方はお食事を終えてから読んでいただくことをおすすめします。 ○  我が愛しの娘(と書いて『マイスイートハート』と読む)ですが、母乳から徐々に巣立ちをし始めており、離乳食を食べだしてから早数ヶ月経ちました。とはいえ、なかなか気分次第で離乳食を食べたり食べなかったりの日々で、格闘し続けている毎日。(余談

        脳みそが死にかけていてややウケよ

          単身赴任日記

           『孤独』は人を詩人にする。いや、人を詩人にするのは『夜』だったか。どちらが正しいのかは判然としないが、『孤独な夜』であればそれはもう誰であっても確実に詩人になれるに違いない。とはいえ、僕にはシルクの織物のように美しい言葉を紡いで作る文章を書く才能はなくて、ただザラついた薄っぺらな駄文を書くことくらいが関の山だ。  この度、幼い妻と娘を置いての単身赴任生活が始まったのであるが、過去にはそれなりに一人暮らしをしていて、その期間も長かったので特に心持ちが変わることもないだろうと

          単身赴任日記

          抱っこ道

           『抱っこ道』  それは太古の昔から様々な宗派や流儀が入り乱れる百花繚乱の修羅の道である。子供の成長に合わせ、まるで生き物のように抱っこのフォームを変えながら、赤子の安心のために究極の抱き心地を提供し、安眠へ誘うためのおもてなしの極致。  それが抱っこ道である。  ギャン泣きの超音波が鼓膜を揺さぶるなか心を平静を保ち、むずがって手足をバタバタさせる子どもをリズミカルな上下運動によってあやしながら、いく夜の葛藤を経て人は徐々にその道を極めていくのである。  いかにスムー

          抱っこ道

          インテリジェンス メロドラマ『マチネの終わりに』

           荒んだ心を浄化するような恋愛小説が読みたい。僕のなかの乙女がそう叫んでいたのです。という訳でそんなおっさんの中に棲む乙女心を飼いならすべく、恋愛小説を探してみました。 『マチネの終わりに』 https://www.amazon.co.jp/dp/B07SPKVPGW/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1 天才クラシックギタリスト・蒔野聡史と、国際ジャーナリスト・小峰洋子。四十代という“人生の暗い森”を前に出会った二人の

          インテリジェンス メロドラマ『マチネの終わりに』

          キングジム ポメラ DM200購入してみた

           『文章を書きたい』そう常々考えてはいたものの、なんだかめんどくせえなあという気持ちに押されてやる気を無くしていた期間は3年ほど。はい、それが僕です。  ですが『今が一番人生で若い時だよ。今やらないといつやるの?』という己が心のマイエンジェルの囁きにはっと気づき、一念発起して文章を再度書くことにしました。そのためには最高級のツールを使ってモチベーションをアゲアゲ↑(*゚∀゚*)↑(平成の死語)でやっていかねばならないのです。弘法筆を選ばずとも言いますが、一般ピーポーである僕は

          キングジム ポメラ DM200購入してみた

          神なき世界で神に近づこうとす『推し、燃ゆ』

           いやー、流行ってますね。文学の世界では昨年の『破局』も話題にはなったと思うけど、ここまで盛り上がらなかったような。女子大生芥川賞作家が久々に誕生したという話題性も相まって『コンビニ人間』以来のマス層に刺さった大ヒットと言っても良いんではないでしょうか。という訳で、読んでみました。 『推し、燃ゆ』 https://www.amazon.co.jp/dp/B08HGQXTKY/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1  話題の

          神なき世界で神に近づこうとす『推し、燃ゆ』

          Q:ホームランを打つにはどうすればいいですか?

          A:簡単です。まずは打席に立つことです。  そういう意味でチャンスというものは、なかなか巡ってこないことが多い。そもそも打席に立つまでに結構苦労するのにも関わらず、ホームランを打てよというファンからの温かい声援を受け、期待通りホームランを打てば良し、安打や四球はやむなし、凡打や三振でもしようものならブーイングの嵐という求められるニーズが過剰になっている世の中。やってられませんよね。  ここで必要なことは自分を褒めてあげるべきところなのだ。よく打席に立てたね。むしろよく一人で

          Q:ホームランを打つにはどうすればいいですか?

          人の年齢を確認してしまうのを辞めたい

          「わしのコンプレックスは百八まであるぞ」というくらいコンプレックスの塊でてきているのが僕なのですが、どうしてこんなになってしまったのかはよく分かりません。これはいったいなんなんでしょうか。頭の中には吉川晃司と布袋寅泰がロックを奏で続けていているせいでしょうか。ビーマイベイビーじゃねえよ。  物書きの端くれとして、小説なんかを書いたりするけど、主人公は大抵十分なほど満たされているのに何故か自尊心が低くて、グズグズしているクズ野郎であるパターンが多くて、まあ一種の自己投影なんだ

          人の年齢を確認してしまうのを辞めたい

          250分で語られる愛の物語 『DEVILMAN crybaby』

           NETFLIXはじめました。冷やし中華はじめました的なやつですが、あまりにも使い古された前口上なんであまり気にしないでください。  そんなこんなで、とうとう黒船NETFLIXが我が家に上陸し、あっさりと開国。NETFLIXといえば令和の時代に存じ上げていない人がいないくらい有名な米国発の巨大動画配信サービスで、単なる映画配信に留まらず潤沢な予算を使ってオリジナル作品をバカバカ作ったりしています。  そして、なぜ僕がネトフリに加入したかというと、評価が高かったこいつを見たか

          250分で語られる愛の物語 『DEVILMAN crybaby』

          Twitterみたいな機能があるけどこれはなんなんだろうか。。

          Twitterみたいな機能があるけどこれはなんなんだろうか。。

          そんなに深くは考えられぬ

          インプットアウトプット逆転生活をしているけど、なかなかに難しい。気が緩むとすぐにYahooニュースなんかで、三文ゴシップをダラダラと見るような意味のないネットサーフィンしてしまうし、YouTubeのリコメンドに空っぽの脳は反応してしまって特に意味もなく動画を流し見たりする。もちろん、脳みそにはほとんど何も残っていない。 これは、逆転とまでは言ってないと思う。だがしかしバット。使っている時間を意識することが大事なのだよワトソン君と、僕の脳内の名探偵が言う(誰だよ)。無駄なイン

          そんなに深くは考えられぬ

          流転

          ある時、ふと思ったのです。 『インプット多くね?』と。 僕はぼんやりすることが大嫌いなインプット大好き人間なので、大概何かしらを読んでるか聞いてるか観ている。思考が渦巻く空白の時間は昔のあった嫌なことを思い出してしまうので、いつも何かしらの情報で脳味噌を埋めている。これはもう一種の脅迫観念だとも思う。 だがしかし。実際のところインプットした情報なんてほとんど使っていないのが現状である。実践しない知識は持っていたとしても、ただの脳内オブジェであって、たまに眺めて悦に入るく

          世の中には二種類の人間がいる

           それは「面白がる人間」と「面白がらせる人間」の二種類だ。さて、君はどっちの方になりたい?  〇  SNS全盛期のこの時代において、人は「発信する側」と「受信する側」に分かれると僕は思っている。異論反論は認め……る。結構雑な分け方だとは自覚している。発信する側は受信する側でもあるし、逆もまた然りではある。正確に定義するのであれば、発信力が強いタイプと受信力が強いタイプと分類した方がいいかもしれない。  それこそ二十年前くらいは、「発信する側」に属するのは、相当高いハード

          世の中には二種類の人間がいる