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衝撃的だった言葉。野球人から見て。

昨日、高校サッカーの決勝戦を見ていました。
強豪校の青森山田と、県立高・県立高となぜか騒がれた大津高校。

大前提として、僕は昭和から平成初期の野球人。昭和の時代は、野球部から見ると、サッカー部は”敵”でした(笑)。髪の毛は伸ばしてるし、なんだかチャラチャラしているし、雨の日は異常に盛り上がってグチャグチャのグラウンドではしゃいでるし(練習?)。当時は、まだJリーグなんて微塵も無いし、カズなんて知らなかったし。やっぱり高校野球は花形でした。みんな丸刈り、下手したら五厘刈り。根性根性の高校野球から見たら、となりの部室から匂ってくるムースの香りが許せないものでした(笑)。

そういう偏見があるのは、大いに認めます!!
しかし、今回の決勝戦、すっごくいい試合だった。サッカーをよく知らない私でも、点差とは関係なく素晴らしい試合だと感じました。
中でも、青森山田のキャプテン、松木選手、最初の点数が決まる直前、全メンバーを鼓舞する雄たけびは、戦国武将を思い起こさせる迫力でした。
「この人はただ者ではない」と一瞬にしてファンになりました。
そのくらい、珍しく高校サッカーを食い入るようにして見ていたのですが、
あるシーンでの解説者の一言に驚きました。

大津高校がボールを奪い、一気に反撃に出ようとした時でした。青森山田の選手が体当たりして、なかば、手で引っ張るようにして(そこまではなかったかな?)、審判が笛を吹き青森山田が”ファール”を宣告されました。
その瞬間、解説者から出た言葉は「ナイスファールですね~!!」

・・・・・・ん?ナイスファール?? ナイスなファール??? 良い反則????

サッカーの世界では当たり前なんでしょうか。シュミレーションっていうんですか、ひっかかったふりをして、もしくは実際に接触があったとしても、大げさに転び、悲鳴を上げる・・・。判定が出れば、すくっと立って、「ん?あれ??痛かったのではないの???」と思う隙も与えず走ってポジションに戻る。なんか、笑えるぐらいです。

サッカーは世界のスポーツと言いますが、サッカーって、ボールしかいらないから貧しい国でも子供たちが遊びやすかったんですよね。決して競技としてなにか抜きんでたものではないのではないかと思うのですが、これを言っちゃうとサッカーファンに怒られそうです。。

ま、それは置いといて、「ナイスファール」って、野球に置き換えると何なんだろう???”敬遠”は反則ではないし、”死球”は高校で意図的なものはほぼ無いと言っていいでしょう。あてはまるものが無い・・・。

サッカー、「ナイスファール!!」ん~~~~不思議なスポーツだなぁ。

でも、決勝戦、見ごたえありました!!!



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