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服好き会社員的ファッション論、スタートします

はじめまして。こうのと申します。
会社員をしており、都内で夫・娘と3人で暮らしております。

私は現在、イベント会社でディレクターをしておりますが、前職は大手アパレル勤務の、大の服好きです。

物心ついた時から服が好きでした。今でも幼い頃ジェニーちゃんに着せたコーディネートやそのこだわりを覚えていたり、中学時代は、とある高校の制服が着たいがために猛勉強して、偏差値を50から70に上げて合格した思い出もあります。大学生になってからはファッション誌を毎月数千円分買っては読みふけ、社会人になってからはルミネに足繁く通う毎日でした。
そしていよいよ好きが高じて前職のアパレルに転職したのです。

アパレルの販売職時代は、「似合う」「可愛い」よりも「使える」というフレーズを使う提案が多く、その服がそのお客様にとっていかに有益かを大切にしていました。
なかなかお高いアイテムを取り扱うことで有名なセレクトショップだったので、はっきり言って、いわゆるコスパを求めているお客様は少なかったかもしれません。それでも私が有益であるか否かを大切にしたのは、せっかくお金を使っていただくなら、やはり「たくさん使ってほしい」「買ってよかったと思ってほしい」という、アイテムとお客様への愛ゆえ、だったのだと思います。

その後、環境の変化や理想のライフスタイルが「暦通りに休む」になったため、現職へ転身しました。しかし今でも、電車の中で、「あーこの人、バッグをあれに変えれば一気におしゃれになるのになー」とか、お店で服を試着している人を見て、「こっちの色の方が、あなたはきっと使うはずだよー」とか、余計なお世話と思いつつ、心の中で発言している自分になんだかウズウズしていました。

また同世代の友人と服について話しているとき、たまに出てくる「私はおしゃれじゃないから、、」という発言に、パッと見はおしゃれの悩みなんてなさそうでも、実は、年齢を重ねていく中で、どうファッションと向き合えばいいのかわからなくなっている女性も意外と多いのかな、何か力になれるかな。そんな風に思うことも多々ありました。

そこで私は決めました。

やっぱり大好きなファッションに関わる何かしよう。

何かって何だ。そうだ、服選びに迷ったり、ファッションスタイルを見直したいと思っている大人の女性に向けて、何かヒントになりそうなことを、自分の想いに正直に発信してみよう。そう決めました。

自分の想いに正直に・・それは、つまりアパレル時代に大切にしていた「いかに有益か」という根っこの部分を、打ち出すことになると思います。
当時はアパレル人らしくない考え方かな、と思うこともありました。ですがその後、他業界での多忙な仕事に、資格取得、出産・子育て、住宅購入に、仕事と家庭の両立・・と経験を積み、あらゆる角度で物事を見られるようになった今、私の頭の中のおしゃれに関する想いや考えは、より大人の女性にとって実用的な、地に足のついたファッション論に昇華できるんではなかろうか!・・と微かな期待も湧いています。

これからの発信が、どなたかのヒントになれば、この上なく嬉しいです。

どうぞよろしくお願いします。

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