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自分のコピーを作っても成長は無い。

モルガン・スタンレーの人事部長だった池垣真里さんが
32年間の大役を終えて会社をご卒業。

先日は、その卒業お祝いパーティーに
参加させて頂きました。

真里さんにはそれまで、
一度しかお目にかかったことがなかったのだけど、
お会いした瞬間、
あぁ、、もう絶対素敵な人。。
何をするとか 何を言う ではなく、
佇まいが、存在感が、人に安心を与えてくれる。

自分もいつかそんな風になりたいと、ロールモデルのような人。

パーティーは、森本千賀子さんがとっても素敵なお店を
貸切でアレンジくださって、
まるでイタリアのホームパーティーのような空間。
私の席の前には、
これまた大ファンなスプツニ子ちゃんが
座っていたので、
余計に眺めがイタリアのホームパーティーの様。

川沿いのテラスで、真里さんの仕事人生を、
もりちさんが、生インタビュー。
ここに同席できる贅沢よ。

60歳で潔く卒業された真里さん。
奇しくも日本にとっての人事部長というか
お父さんの様な存在の島村さんが
USJを60歳で卒業。
そして、
真里さんは日本にとっての人事のお母さんのような存在。
同じタイミングで、
日本の人事の要を担っていらっしゃった
お父さんとお母さんが現場を離れたんだな。
.

真里さん、
60歳で潔く卒業されることに未練はなかったのですか?という質問に、

「未練は全くなかったわ。
 後任がしっかり育ったと確信できたからこそ、
 潔く卒業できたの。
 上を詰まらせてちゃ優秀な人が上がってこれないじゃない。」と。

「でもね、私、仕事が大好きだったのよ! だから、
 仕事辞めちゃったら、自分がどうなっちゃうのか、
 とっても不安だったの。
 でもね、辞めてみたら、やりたいことが沢山あって、
 忙しくて楽しくてしょうがなくなってるわ。笑」そんな風に軽やかに話していた。

それでも、仕事が大好きだったの。と語る時の真里さんの気持ちのこもり具合は、
本当に実感があって、沢山の人を思い出しながら語っている様だった。
真里さんによって、どれだけの人が救われたり助けられたのかが、
容易に想像できる瞬間だった。

「仕事の後半は、後任を育てることが一番大事な仕事だった。
 でもね、自分のコピーを作るんじゃ意味がないの。
 それじゃぁ、会社も自分も成長がないでしょ!」

きっぱりとそうおっしゃった真里さんが本当にかっこよかった。

卒業祝いのプレゼントに、
真里さんの似顔絵を描いてお渡しし、
ユーミンの「卒業写真」をアカペラで歌いました。
2週間、毎日練習してたのに、当日花粉で鼻詰まり、全然高音出せなかった(涙)

真里さん、ご卒業おめでとうございます。
そして、
これからもどうぞよろしくお願いします。

石田さん〜
この素敵なお仲間に、滑り込ませてくれて、
ありがとう!!

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