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エビングハウスの忘却曲線を勘案した反復学習の意外な発見(めんどくさがり屋の発見)

私は今、語彙力の強化のために、英語コーチゆうさん(https://note.com/lang_mensupport)の力をお借りし、単語帳を攻略しようとしています。

学習計画はこんな感じ・・・

過去に、1日100語チャレンジというのを実施したことがあるのですが、流石に数週間で疲れてしまって長続きしなかったので、1日10語(ちょうど1ユニット分)を毎日続けるという学習プランを立てました。

学習は、エビングハウスの忘却曲線を勘案し、その日初めて取り組んだ10語をその日のうちに2回復習し、さらに前日やった10語と前々日やった10語も復習するという計画にしています。さらに1週間ほど進んだら、過去1週間のものを掘り起こして復習する予定です。1回の学習時間は15分程度ですが、1日に3回も違うタイミングに時間をとって学習することになっています。私は朝が苦手なので、昼、夕方、夜の3回で実施することにしました。

実は、まだ3日目ですが、正直、この反復学習、すごく面倒くさいです。私は極度の面倒くさがりやです。例えば、洋服を毎日選ぶのが面倒なので、トップスが白、ボトムスは黒と決めてワンシーズン過ごしたこともあるような人間です。なので、単語帳の反復練習なんて面倒で仕方ありません。

(しかし、語彙は、自分にとっての頻出度を上げることで記憶に残りやすくなるというのは科学的根拠に基づいており、読書、ニュース、会話など、コンテクストの中での遭遇に加え、語彙だけに特化したボキャビルを行うことに一定の効果はあるはずだと理解しています。ボキャビルが大事だとわかっているからこそ、面倒くさがりや・ドリル嫌いのジレンマがありました。)

しかし、まだ3日目にして、反復学習の意外な嬉しい手応えを感じています。
この投稿では、私が実感している反復学習の意外な発見についてお伝えしたいと思います。

反復の意外な効果

「1回目の学習後、一定の時間・期間内に反復学習すると、忘れたことを学びなおす効率が上がる。そして、繰り返すことで長期記憶に残りやすくなる」というのが忘却曲線からみた一般的な反復の効果と言われています。確かにこの実感はあるのですが、私が感じる反復で覚えが良くなるという効果の「理由」は少し違うものです。

それは、反復学習を強いることで、学習時間以外も単語のことが頭から離れないので、忘れにくくなるということです。

私は、昼休みに取り組んだ単語で、もし忘れている単語があったら夕方に覚え直さなくてはいけなくなるのが極度に面倒臭いと感じています。しかも18時は疲れている時間なので、ルーティーンはさっさと効率的に終わらせたいという力が働き、学習と学習の間の6時間、頭のどこかで、絶対に忘れたくないなと思いながら過ごしているということです。勉強以外の時間にも、トリッキーな単語と意味のイメージを繰り返し思い出したりしている自分がいるのです。比較的単調な作業をしている時やおトイレ休憩などに、「あー、あの単語、忘れたくないなー、こういう意味だったなー」といった具合に思い出すのです。

反復学習すること自体が私にとって、とても面倒で、とっと終わらせたいことなので、反復学習計画を立てることで、実際に計画している学習時間以外にも忘れないように自然と意識し続けることができる、というのが私の発見でした。

私のような面倒くさがり屋さんは、反復学習は億劫に感じるかもしれませんが、逆に反復学習を強いるが故に、学習時間以外にも脳内で反復学習をするという不思議なことが起こるかもしれません。


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