後編・オーガニックワイナリー、Quinta do Monte d'Oiro(キンタ・ド・モンテ・ドイロ)に行ってきました。
こんにちは!
夏子です。
前回に引き続き、Quinta do Monte d'Oiroのワイナリー見学のようすをまとめてみました♪
ワイン蒸留の工程を見学
ワイン畑のあとは、ワインを蒸留する工場に案内してもらいました。
畑から数百メートルに位置する工場では、丁寧に育てられたブドウたちの味を最大限に活かすため、なるべくシンプルな工程を心がけているそう。
通常よりかなり低い圧力でプレスして、ブドウの皮やタネのオイルをなるべく残しつつ、ブドウの実とブレンドさせて、酸味、渋み、アロマをバランスよく発酵させます。
畑から工場の距離が近いこともとても重要。
大規模農園では、畑から工場までの間が数十キロもしくはそれ以上離れていることもしばしば。
そうなってしまうと、収穫したブドウたちが、工場へ移動する車のなかで、発酵が進んでしまい、味が落ちてしまうそう。
またまた、なるほどポイントです。
知らないことばかり!!
そしてそのあとはフレンチオーク樽でエイジング。
倉庫に入る瞬間から、木と、ワインの発酵したとても良い香りが漂ってきて、おもわず深呼吸してしまいました。
おしゃれ空間でワインティスティング
そして、お待ちかねのテイスティング。
ティスティングは、なんとフレンチオーク樽をガラス越しに眺めながらというなんとも贅沢な空間で。
息子用にはもれなく持参のお弁当とジュース。
最初は白、続いてロゼ、赤と続きます。
ソフィーがひとつずつ説明してくれ、ゆっくりと味わいながらいただきます。(思い出しただけでまた飲みたくなる、、、)
飲み過ぎ防止に、口に含んだあと、香りを味わって、吐き出すツボ(なんか表現が悪いですが、、)もちゃんとあって、けっこうみんな活用しています。
私も前回の反省もあり、今回は活用させていただきました!
美味しさは味わえて、酔っ払いすぎず、これは良い!
ひとつひとつのワインについては、また別のブログで書きたいと思います。
ちなみにこの間、息子は5回ほどトイレいくいく詐欺を図り、私とオットは振り回されまくりました。
たぶん、トイレがとても綺麗で広くて、行きたかったのでしょう、、2歳児連れは、いろいろ大変ですよね。はい。
ミシュランシェフが生まれたキッチン
テイスティングのあとは、ワイナリー併設のイベント会場に使われるスペースへ案内してもらいました。
ポルトガルのワイナリーには、こういったスペースが併設してあることが多く、ワインのお披露目パーティーや、シェフを呼んでのイベント、結婚式などに活用されます。
わたしもここで結婚式とかしてみたいなぁ。
たくさんのミシュランシェフもこちらで腕をふるってきたそう。
ぜひ一度イベントにも伺いたい!
ワクワクする空間でした。
愛に溢れたお土産たち。
ティスティングのときに食べた、ポルトガルの名物マルメラーダがとても美味しい!!といったら、ぜひ持って帰って!とソフィーが冷蔵庫から去年と今年のマルメラーダを出してくれました。
マルメラーダとは、ポルトガルのマルメロという果物で作ったジャム。チーズと合わせて食べると、めちゃくちゃ美味しくて、ワインがすすむすすむ。
どこのスーパーにも売っているけど、ここで食べたマルメラーダは格別に美味しくて!
やっぱり手作りって美味しい。
そして、ソフィーの家庭の味、モロッコ式梅干しも、味見させてもらいました。(ソフィーはモロッコ人。ポルトガルに住んで25年だそう)
塩辛すっぱくて、さっぱりして美味しかった!
そのほかにも、すももは好き?と聞かれて、もちろん!と答えると、ビニール袋いっぱいに美味しそうな採れたてのすももをお土産にくれました。
うちの庭のすももの木は、ちょうど終わってしまっていたので、すもも大好きな息子は大喜び!
あたたかい気持ちになりました。ありがとう、ソフィー!
ワインショップでお買い物
最後に、敷地内にあるワインショップでお買い物。
こちらのワインショップは、誰でも気軽に立ち寄ることができます。
オープン時間はとくにないけれど、インターホンを押して、畑や工場にスタッフがいる時間であれば、いつでも開けてくれます。(だいたい9時〜5時くらいとのこと)
店内にはいると、ずらりとQuinta do Monte d'Oiroのワインたち。
このほかにもたくさんの表彰が飾られていました。
私たちは、今回ティスティングさせてもらったワインをひと通り購入。
6本で100ユーロくらいでした。
ちなみに、ティスティングを予約した人たちは、ワインが全部10パーセントオフになります!けっこうお買い得〜!
心も身体も大満足の、ほっこり温かい楽しいワイナリー見学&テイスティングの1日になりました。
おうちに帰ってからのワインとマルメラーダが楽しみ〜!!
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