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英語力がものすごく伸びた人の意外な共通点

ひとくちに「英語圏に留学したことがある」と言っても、英語力は本当に様々です。ほぼネイティブに近いレベルになる人もいれば、なかなか中級を脱することができない人もいます。

そもそも留学せずとも、ほぼネイティブに近いレベルになる人もいたりします。

私がこれまで出会った留学経験者や、留学せずとも英語学習者の中でものすごく英語力が伸びていた人には、実は共通点がありました。

共通点は「英語習得以外の目的がある」

音楽を志し、オーストラリアの音大に入った人がいました。
帰国時、彼女の英語力はとんでもなく高いものになっていました。発音も語彙力も表現力もネイティブに全く遜色ありません。
彼女には音楽という目標があり、英語はそれを学ぶための、達成するための手段でした。
もちろん、想像を絶するような努力をご本人がされていたと思います。そして、目標の音楽のためにも、同じように相当な努力をされていたと思います。
英語習得が主目的ではなく、音楽のために、周囲の友人とも議論したり切磋琢磨する中で、彼女は高い英語力が身に付いていました。

MBA取得のために留学した人は、そもそもの学びの言語が英語になるので、そのためにかなりの努力を積み重ね、ネイティブの生徒に交じってディスカッションに参加し、プレゼンも行うことが当然、という環境でした。
MBA取得のための勉強をする中で群を抜いた英語力をつけていました。

留学などを一切せずに日本での学習で英語力をつけた人もいます。
大成功していた人で印象に残っているのは「とにかく トム・クルーズが好き」という人でした。
トム・クルーズが発する一言一言を、本人の声で聞きたい、理解したい。
このモチベーションのすごいところは、英語習得がゴールではなく、その先の「トム・クルーズ様に浸る」ということがゴールになっていて、英語習得が通過点だったということです。

「英語習得」以外の目標設定のススメ

さて、ここからオトナの英語学習という点で活かせることは何でしょうか。
それは、英語習得そのものを目標にしない、ということです。

英語習得のその先は何でしょうか。

ただ話せるようになりました、では終わらないはずです。
身に付けた英語力で、何をしたいでしょうか。

トム・クルーズ好きの人のように、趣味をさらに深いレベルで味わうことができます。
仕事で文字通り世界を飛び回り結果を出すこともできます。
転職して年収アップということも可能になるでしょう。

「英語を上達させたい」ということを目標にするのではなく、その先のやりたいことを達成するために英語力が必要、という形はモチベーションの継続にも役立ちます。

まとめ

英語が上手だなと思う人に話を聞いてみると、「語学習得」以外の目的での留学経験があったり、英語を使って〇〇したいという具体的な目標を持っているという共通点がありました。

もし「今年こそは英語力上達」という目標の場合、その一歩先の具体的なアクションを目標にしてみるのはいかがでしょうか。



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