ビジネス英語コーチ Natsumi

「憧れのグローバル企業へ転職したいけれど英語面接が不安」「転職後もビジネス英語で仕事が…

ビジネス英語コーチ Natsumi

「憧れのグローバル企業へ転職したいけれど英語面接が不安」「転職後もビジネス英語で仕事ができるのか不安」「ビジネス英語力を磨きたい」といった方に、異文化を前提としたビジネス英語&効果的コミュニケーションと共に、グローバル企業でのキャリア構築方法を人事視点からお伝えしています。

最近の記事

いよいよ飛ぶ時に「本気」を出す飛行機にゾクゾクする

およそ4ヵ月振りに国内出張で飛行機に乗りました。 飛行機は乗るまでに細々と手続きがあり少々面倒ですが、いざ乗るといつも心が動かされます。 いよいよ離陸という時の、飛行機の本気感 多くの人のプロフェッショナルな働きの結果として、飛行機の搭乗から目的地到着まで非常に快適に過ごすことができますが、中でも私がいつも惹きつけられるのが、離陸のための助走に入る直前です。 滑走路にたどり着くまでは他の機体との接触が無いよう慎重にスタート位置に向かいます。 ひとたび離陸許可が降りると、

    • 英語リスニングの落とし穴: ローマ字読み

      昨日、「TOEIC600点以上あるのにリアルな英語が聞き取れない方へ」と題し、ビジネス英語トレーナーのそのはたちえこさんと対談しました。 その中で触れたことの一つに、『ローマ字の功罪』があります。 ローマ字は素晴らしいもので、漢字、平仮名、片仮名が読めない方にオトを伝えることができます。 私たちの名前もローマ字にすることで、外国人にも読める表記になります。 こんなところに落とし穴 ローマ字は、英語学習の始まるよりも前に小学校で学習し、かなりしっかり練習します。 結果、

      • 菜の花の香りに、小学生の頃のワクワクを思い出す

        社会人となった皆さん、おめでとうございます! 中途でご入社の方も、おめでとうございます! 今日は新しいスーツを着た方と多くすれ違いました。 コートも軽いものを着ている方が多く、いよいよ春という感じがします。 東京では今年は桜の開花が遅れましたが、新しいスタートのお祝いのタイミングで咲いてくれるのも良いものですね。 春の匂いは菜の花の匂い、ワクワクの匂い 東京の端っこで生まれ育ちましたが、特に子どもの頃、家の周囲は畑だらけで、春は一斉に菜の花が広がる場所がありました。 春の

        • マッサージや整体の後は、いつもより自分を大事に扱えるようになる

          先日久しぶりに整体に行きました。 引っ越しして1年、近くに気になる整骨院があったものの、なかなか行ってみる勇気が出ずにいましたが、ついに勇気を出しました。 座って仕事をすることが多いので、肩や腰・股関節が気になっています。 言わずもがな、ストレッチ、普段からやった方がいいに決まっています。 そんなことは分かっているのですが、仕事や家事などの沢山の「やること」の中で自分の身体のストレッチはどうも優先順位が低くなりがちで、ちょっとやってみるものの、ついそのままとなってしまうこ

        いよいよ飛ぶ時に「本気」を出す飛行機にゾクゾクする

          英語読み書き出来るのに、リアルな英語が聞き取れない・・・?

          これまで私がオトナの英語学習をサポートしてきた経験の中で、「英語の読み書きはできるので仕事でも英文を扱うけれど、会話になった途端に英語ができない人になってしまう・・・」というお悩みは大変多いです。 ビジネスでとても高度な英語を駆使して英語の文書を作成している方も、 日々英文メールのやりとりをしている方も、 TOEIC600点以上お持ちの方も、 英語での会議など、口頭での英語のコミュニケーションを苦手としている人は多いです。 でも、読み書きができるということは、基礎力をしっ

          英語読み書き出来るのに、リアルな英語が聞き取れない・・・?

          知っている英単語が聞き取れない、最大の原因

          自分の中学、高校時代の英語の授業を思い出してみると、英語をきちんと英語らしく発音することが妙に恥ずかしいこと、という空気がありました。 より英語っぽい発音をするのはダサい、という空気感。 何でしょう、これは思春期だからこそというのもあったかも知れません。 今考えると、何ともったいない!と思うのですが。 そして、英語の先生の発音を思い出してみると…中学1年生の時の英語の先生の発音はとても素敵だった記憶があるのですが、それ以降高校卒業までは、学校の英語の先生の発音は思いっきりカ

          知っている英単語が聞き取れない、最大の原因

          沢山の人がCCされたビジネスメール、海外メンバーには怖いそうです

          日本では、よくCC(email のカーボンコピー)に大量のメンバーを入れてビジネスメールのやりとりを行うことがあります。 CCに入っている人は特段そのメールに返信するわけではないのでTO(email の宛先)に入っている人同士のやり取りを見守ります。 これが、日本のビジネス習慣に慣れていない海外メンバーからすると、とても奇妙なことに感じるようです。 海外メンバーは、基本、1対1のコミュニケーションを好む 私たち日本人は、Job型への移行が進んできているとはいえ、もともと

          沢山の人がCCされたビジネスメール、海外メンバーには怖いそうです

          月曜は英語が下手で、金曜は調子が良い

          私は、日本人の英語力ポテンシャルはとても高いと思っています。 日本での英語教育については色々な見方があり、もちろん現状でもまだまだ改善の余地があるとは思いますが、それでも、私たちが学校教育で触れてきている英語の基礎の部分は決して悪いものではないと思っています。 問題は、理解はしたけれど練習していないために身になっていない、ということだと考えています。 ピアノで曲を上手く弾きたいとき。苦手な箇所は、何度も何度も練習します。 英語が聞き取れない、話せない、実践で使えない、と

          月曜は英語が下手で、金曜は調子が良い

          職場でYou need to… を繰り返し、その場がピリついた話

          先日、海外メンバーとのミーティングに参加していたとき、日本人の同僚が発した言葉にピリついた空気が流れた瞬間を目撃しました。 その日本人同僚は、ある社内情報の取りまとめを任されており、期限までに正確なデータを各国から集めるというミッションに取り組んでいました。 協力している各国メンバーは、その日本人同僚にとって「同僚」となります。 そのミーティングのときには各国のデータが出揃っていることを期待していましたが、事前の情報のやり取りが少し不足していたこともあり、そのミーティング

          職場でYou need to… を繰り返し、その場がピリついた話

          仕事の愚痴を控えたら、身軽になった話

          不満が何一つない職場は、そうそう無いと思います。 自分自身もこれまで働いてきて、ここは何一つ不満に思うことはない、パーフェクト!というところはありませんでした。 職場の愚痴を言って、その場でスッキリ感を味わっていた 20代の頃は思い出してみると色々と大変なことが多かったなと思います。 やる気はあるけれど、経験が少なく分からないことが多い。 ほかのケースや一般的にどうか、ということを知らないので、なんだか自分の環境がとても悪いように思えてくる。 そんな時期でした。 そして

          仕事の愚痴を控えたら、身軽になった話

          同僚を「欧米人」と一括りにしても大丈夫?

          欧米人、という言葉からどんな人を想像しますか。 どんな文化の人たちでしょうか。 日本にいる私たちは、つい欧米という言葉でアメリカと欧州を一括りにしてしまうのですが、一緒に仕事をしてみると同じ物事に対して全く異なる反応をすることもよくあります。 ポジティブな言い回し vs 率直な意見 今現在、共に働くメンバーにアメリカ人女性とオランダ人女性がいます。二人も私も、人事としての経験がある程度あり、子育てもしていて、バックグラウンドとしては共通点が多い方だと思います。 面白いこ

          同僚を「欧米人」と一括りにしても大丈夫?

          成果アピールは自慢みたいで苦手?

          4月始まりの年度で仕事をしている企業にとっては、そろそろ年次評価の時期ですね。 グローバル企業の年次評価について、「自分の成果をアピールしないといけないわけでしょ。何か自慢してるみたいでちょっと苦手。。。黙々と着実に仕事して、成果出して、それが認められるっていう日本的な美学が流れているほうがカッコいい」というようなコメントを聞いたことがあります。 分かります。 小中学校でも、誰も見ていなくても廊下に落ちているゴミを拾おう。必ず自分とお天道様が見ている… のような教育があり

          成果アピールは自慢みたいで苦手?

          英語プレゼン準備の際の、ちょっとしたコツ

          現職では、英語会議を開催・プレゼン・ファシリテートするチームの方に時々呼ばれて Dry run (=リハーサル)にお付き合いします。 そこでは、それぞれの方の発表を聞いて、どうしたら伝わりやすくなるか、表現はどれがより良いかなどを含めてフィードバックさせていただき、それをもとに皆さんで更に内容をBrush-upして実際の会議に臨んでいます。 自分が知らない、パッと言えない表現や英単語は回避する そんな中で今日 Dry run お伝えしたのが、「自分が知らない、パッと言えな

          英語プレゼン準備の際の、ちょっとしたコツ

          英語力がものすごく伸びた人の意外な共通点

          ひとくちに「英語圏に留学したことがある」と言っても、英語力は本当に様々です。ほぼネイティブに近いレベルになる人もいれば、なかなか中級を脱することができない人もいます。 そもそも留学せずとも、ほぼネイティブに近いレベルになる人もいたりします。 私がこれまで出会った留学経験者や、留学せずとも英語学習者の中でものすごく英語力が伸びていた人には、実は共通点がありました。 共通点は「英語習得以外の目的がある」 音楽を志し、オーストラリアの音大に入った人がいました。 帰国時、彼女

          英語力がものすごく伸びた人の意外な共通点

          英語がパッとでてきません

          英語学習者のお悩みの中でよく聞くのが、英語がパッと出てきません、ということ。 会議中やちょっとした会話の中で言いたいことがあるけれど瞬間的に英語が出てこない、というとです。 これに対し何を意識して学習に取り組むのが良いでしょうか。2つの軸をご紹介します。 日本語で頭に浮かんだことをそのまま英語に訳そうとしない スポーツのように、繰り返し体に動きを覚えさせる それぞれについて少し詳しく書いていきます。 日本語で浮かんだことをそのまま英語に訳そうとしない 日本語には「て

          英語がパッとでてきません

          レジュメ記載のTOEIC700という数字を採用側はどう見るか

          高いTOEICのスコアを持っているけれども、実際のコミュニケーションになると英語が聞き取れない、話せない、というお悩みは実際によく聞きます。 採用責任者時代、採用する側としてもここは注意ポイントでした。 職務上、海外のメンバーや海外上司らとの英語でのやりとりが多く発生するポジションについては、一定の英語力がある人でないと困ったことになりますので、募集要項にも英語力必須などと記載し採用活動をスタートします。 この英語力の部分ですが、海外メンバーとのコミュニケーションがある程度

          レジュメ記載のTOEIC700という数字を採用側はどう見るか