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久々に更新してみる|2021.02.14 (sun)

元来、コツコツと何かを続けることが苦手だ。そのため、私のブログでは「久々に更新うんぬん…」という文言が半年に一度くらい登場する。

別に特筆するような出来事があったわけではない。ただ今日、たまたま夫から「最近日記かいてないよね。」と言われた。

はて、日記とはなんのこと?と一瞬思うほど放置してしまっていた、このnoteのことである。

前回「久々に〜」のときはたしか、1年以上空いていた。ウィーン旅行について書いた記事は、ウィーン到着前に挫折した。まるで消息を絶った様な後味の悪い途切れ方。

【参照】▶︎(去年)無事帰宅しました。


そして今回は、フランス生活最終日を最後に更新が止まっていた。その後、無事に帰国しました。

羽田空港についてPCR検査を受けて、2週間隔離生活を経て、あっという間に日本仕様の生活に戻り、フランスに暮らしていたのがもう遥か昔のように感じている。

夫とは今でもフランスでの暮らしがよく話題にのぼるのだけれど、あの日々は本当に存在していたのかと、ふと不思議な気持ちになる。今自分の目に映る景色、匂い、耳にする音、食事の味、そして常識や慣習などがまるで違いすぎるからだ。夢だったのかしら…と。

でもテレビやインスタ、ネトフリのドラマや映画でパリの景色がドーンと登場すると、やっぱりそこを歩いていた当時の空気をしっかりと思い出す。たしかに私はパリにいたのだ。懐かしい気持ちがドバーーーーっと湧き上がる。特にセーヌ川とリュクサンブール公園は格別。

今日久々に帰国直前の日記を読み返したのだが、私は最後の最後でフランス生活にどうやら嫌気をさしていたらしい。思い出とは本当に怖いもので、数々のトラブルに見舞われたことを、すっかり忘れてしまっていた。恐ろしき、思い出美化活動。

そうだそうだ、こんなことがあったのだ…としっかり思い出すと、思考が母国語でスムーズに伝わる現状に、しみじみとありがたさを覚える。(英語やフランス語をしっかり勉強すればいいだけの話なのだが。)

パリの本屋で、お気に入りのエコバッグを落としてしまった時(ロンドンのV&Aミュージアムで買った期間限定のマリクワのもの!)、どうやってスタッフに伝えていいのかわからずに、そのまま泣き寝入りしてしまったことがあった。言葉ができれば…と何度も何度も思った。

あの時はそんな日々が当たり前だったから、通じないことを受け入れていたけれど、今になって思えばなかなかしんどい環境であったことは間違いない。夫も私もよく頑張ったのう。


さて、久々の更新。三日坊主の日記帳。今日の出来事を日記風に綴っておく。

今日から新・大河ドラマ「青天を衝け」がスタート。大好きな徳川慶喜が割と全面的に描かれることもあって、とても楽しみにしていた。始まってみると、少し朝ドラのようなふんわり要素も感じられるが、大政奉還後の慶喜像がどのように描かれるのか今から期待。

とりあえず今日の感想は、OP音楽にワクワクしないということと、栄一役の子役が可愛すぎたという点。

先週まで観ていた「麒麟がくる」ロスを果たして解消してくれるのだろうか。

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