徳川慶喜

南関東の石造物⑫:伝通院宝篋五輪(伝通院の墓)

名称:伝通院宝篋五輪

伝承など:伝通院の墓

所在地:東京都文京区小石川

小石川の伝通院は、徳川将軍家菩提寺の一つで徳川家康の生母の法号に由来する。

境内の広大な墓域には、一際目を引く巨大な石塔があるが、これが伝通院の墓である。

墓塔には伝通院の没年の慶長七年銘が刻まれているが、石塔は宝篋五輪と言う特殊な形式である。

なお、同じ墓地内には千姫の墓(二枚目)を始めとする徳川将軍家ゆかりの女

もっとみる

【書籍・資料・文献】『茶の世界史』(中公新書)角山栄

給食のお供に

 学校給食に、必ずと言っていいほど添えられるドリンクがある。誰もが、子供の頃にたくさん飲んだ牛乳である。日本人と牛乳の関係は、明治以降から始まる。学校給食が始まるのは、戦後からだ。それだけに、日本人と学校給食との歴史は短く、牛乳が日常的に飲まれるようになった歴史はさらに短い。

 学校で飲まれていた牛乳は、どんなモノだっただろうか?年代差や地域差があるので一概には言えないが、地元の

もっとみる

徳川将軍家の解体新書

徳川将軍職に就任した15人の将軍をまとめます!

どの将軍も魅力的な人物です。
今回は将軍たちのセンセーションな部分をお届けします!

1.徳川家康

まずは、江戸幕府を開いた大偉人、徳川家康をまとめます。
家康の認知度は高いですが、敵役として描かれることも多いです。

三英傑(信長・秀吉・家康)の中では、ファンが少ないです。
とはいえ、「結果的に天下を取った家康が1番評価できる」という層もいます

もっとみる

花を観る

わたしは学生時代、東京は駒込に住んでいた。同級生のN君も近くに住んでいて、よくあたりを散歩というか、徘徊というか歩き回っていました。駒込にはいにしえを彷彿させる六義園や古川庭園があったし、現在のように拝観するには何がしかの入場料を払うことなく入れたからである。当時、金がない学生でアパートにも気を紛らわすことのできるテレビさえなかったわれわれにとって、唯一の慰めは街を彷徨することだった。

 駒込か

もっとみる

【書籍・資料・文献】『渋沢栄一』(岩波新書)島田昌和

偽造防止技術の向上が紙幣界の女性進出を促進させた?

 長らく福澤諭吉が顔を務めてきた一万円札の改刷が発表された。新札の顔は、1万円札が渋沢栄一、5000円札が津田梅子、1000円札が北里柴三郎だから、次のF券は民間人から起用が占めたということになる。

 紙幣の顔になる人物は、昭和まで政治家が多くを占め、平成に入ってようやく女性が登場する。女性の登場は社会的な流れではあるが、偽札防止という観点か

もっとみる

琉球の豚を食べていた徳川慶喜

徳川幕府の十五代将軍徳川慶喜
家康の再来と謳われ、西郷隆盛や木戸孝允を
怖れさせた天才、慶喜の好物は琉球豚でした。
今回は精力的な活動をした慶喜の行動を
支えた琉球の豚について書きます。

父は牛肉好き、子は豚肉好き

徳川慶喜は、水戸藩主、徳川斉昭の七男として生まれ
御三卿、一橋家を相続した人物です。
父の水戸斉昭は、大変な牛肉好きで彦根藩の名物
赤牛の味噌漬けが大好物でした。
しかし、彦根藩を

もっとみる

西郷隆盛が初対面の橋本左内に心酔した話

いまはむかし、西郷隆盛と橋本左内というふたりの若者がいた。西郷は薩摩藩、橋本は越前藩と、いずれも尊王運動をリードする有力藩の名臣として、同時期に活動したことがある。ともに将来を有望視されれた逸材で、お互い会ってみたいと関心を抱いていた。

時は幕末。世は将軍継嗣の問題で揺れていた。13代将軍徳川家定は幼少のころより病弱で、そのうえ子がなかった。家定の後継を誰にするかという問題で、水戸藩藩主徳川斉昭

もっとみる

ロシア人が驚嘆した幕末のある外交官

幕末にロシア使節プチャーチンと交渉した
幕臣・川路聖謨(かわじとしあきら)。
相手国の人々を魅了した外交官の姿勢とは。

アジア諸国が次々と植民地化される中で

「来年また来る」と告げ、ペリー艦隊が江戸湾から去ったのは、嘉永6年(1853)6月12日のことでした。

アメリカ艦隊を率いるペリーが来航して開港を迫ったことは、幕末動乱の始まりとして、歴史の教科書にも載る有名な事件です。

その1ヵ月後

もっとみる

【熱湯でなくてスマン情報】西へ1時間! 「静岡市」へ行こうじゃんか(1)市街地ぶらぶら「大御所・家康公」散歩

おおむね米食で満足できてるヒトであっても、時にはパンとか麺とか食いたくなる時があるっしょ? その理屈に則って新たにお届けするのが、このシリーズである。「熱湯エリアの情報でなくって、ごめんネごめんネ~♪」と、あらかじめ謝っておきます。

熱湯エリアの神奈川サイド「湯エリア」を抜けて進んでいくと「湘南」「横浜」「東京」といったブランドエリアが続く。とはいえ、そちらの情報なんて世間に腐るほど出回っていて

もっとみる