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ありそうで無かった瞬間

引っ越しが終わり、既に何日か経過した。

それほどものが多い訳ではないので、引っ越しも荷解きもそこまで大変でなく、どちらかと言えば、最低限の家電がまだ届かないので、生活が安定しないという感じである。

来週になれば、僕を助けてくれる家電達が、勢揃いするので、今はワクワクとしている段階だ。

さて、既にこの文章も、新居で書いている訳だが、新居は以前の所よりも閑静であり、本日の雨の音も、どこか大きく聞こえる。

それぐらい静かなのだ。

もちろん、それは、新しくひとりで暮らすようになった事も影響しているのだろうけど、今までひとり暮らしは何度もしてきたが、これほど静かな所も珍しいと思える。

個人的には、ものを考えるにも、ものを書くにも、部屋が静かなのはありがたい。

昨日もレースカーテンにして、ぼんやりと映る景色を見ながら、考え事をしていたが、ふと我にかえると、これまでにこのような時間は、ありそうで無かったかなと思えた。

社会人になってからは、ひとり暮らしだったけれど、会社の独身寮であり、普通のひとり暮らしとは少し違っていたし、個人になってからは、パートナーと一緒に暮らしていたため、やはり今の環境とは違っていた。

この静けさは、狙って得たものでは無い。

新居の選択肢はいくつかあったけれど、僕はとにかく通勤に掛かる時間を最小にしたかったので、勤務先のすぐ近くのアパートを選択しただけである。

そこがたまたま閑静な所だったというだけだ。

しかしながら、この静けさは、僕のような人間にとっては、贅沢なもので、早くもそれを享受しているのかなと感じている。

まぁ、人によっては静けさなんて、むしろ悲しいだけで、騒がしい方が好きという方もいるだろうから、万人に勧められるようなものでは無いことは、重々承知している。

僕だって、長く生活をしていけば、この静けさに寂しさを覚えるかもしれないし、嫌になる可能性だってある。

それでも、こうやって静かな空間で、ものを考える事も、何かを書く事も、過去を振り返れば、とても珍しい瞬間なのである。

喧騒を離れて、創作しているような感覚で、これも味わった事がない。

変わる環境に、まだまだ馴染めていないのは事実だし、きっと仕事にも環境にも慣れる為には、相応の時間が掛かる事だろう。

ただ、その中には新しい発見もあれば、気が付く事もたくさんあるだろう。

「住めば都」とは、この事かもしれない。

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