レゴでアドリブ演劇あそび
わたしはずっと、子どもとごっこ遊びをするのが嫌いだった。
ごっこ遊びとは、何者かになりきってやり取りをする遊び。ヒーローごっことかおみせやさんごっことか、おままごととか。その類のあそびはとても疲れるものだと思っていた。
なぜなら、展開の仕方がわからなかったから。ヒーローや戦いごっこは、ただ敵が来て剣を振り回す単調作業だと思っていたし、おままごともただ料理を作って出すだけの業務だと思った。
それはまだ子どもが小さくて、大人や架空の人物の真似をするのが主たる目的だったからか