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大学4年生、パリ留学の決意


2.24

一冊の本を読み切った今、
私はやっぱりパリに行こうと思った。



私はとても影響を受けやすいタイプで、本を読む度にやりたい事が変わる人間である。

例えば、お花屋さんが舞台の本を読んで花屋で働きたいと思ったり、
鎌倉の街が舞台の本を読んで江ノ電で鎌倉に行きたいと思ったり、(実際本当に行った)
ラジオを聴く男子大学生が主人公の本を読んでラジオを聞くようになったりもした。(今は聞いていない)

そんな私だが、パリへの憧れはずっとあった。
美術、ファッションの都、フレンチの発祥地…
パリへ憧れる理由はいくらでもある。
だが私はそもそも海外に行ったことがないので、環境とか治安とか不安なことも幾つかあったし、
一人暮らしで学生の身。お金もないから「いつか行けたらいいな」くらいに思っていた。

でも今日、行くと決めた。
もう決めた、絶対に行く。
完全なる影響だが、今回ばかりはすぐ飽きるとかのものではない、確固たる決意だ!

パリへ行く具体的な理由や目標はない。
でもこの本を読み終わってみて、
なんだかパリに呼ばれた気がした。
「私はパリに行かなければならない」という必然性すらを感じた。

さて、ここまで読んでくれた人の中に、

「あぁ、行ってみたら思ったよりキラキラしていないし、現実的で、そんな上手くいかないのに…」

と心配してくれる人がいるかもしれない。

分かっている!いや、分かっていないかもしれないが、少なくとも「これまでの私」と「この本を読んだ後の私」とでは、パリへの理解度が全く違う。(と思いたい)

今は円安だから〜とか治安が〜とか
物価が高いから〜とかほざいていたら、
いつになるかわからないのだ。



かといって今すぐパリに飛んでいけるお金もないし、大学もあるし、どうしよう…
私は本当に頑固で自分でこれやる!と決めたら絶対にやらないと気が済まないので、諦めることはないが、今は壁が多すぎる。

とりあえず近いうちに、大学の国際センターへ行って聞いてみようと思う。

あぁ、今日はパリで頭がいっぱい!

À bientôt!(ではまた!)(※仏語)

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