おかいつ。

ってなんのことか分かりますか?

子育て世代では当たり前なんですけど、実は「おかあさんといっしょ」の略なんです。

私も息子を産んでから始めて知ったのですがそう略すらしい。

「おかあさんといっしょ」と言えば子供のころ誰もが一度は見ていたNHKの歌のお兄さん、お姉さん、体操のお兄さん、身体表現お姉さんの4人からなるあの番組なんですけど、先日体操のお兄さんの「よしひさお兄さん」と身体表現の「りさお姉さん」の卒業が発表されました。

前々から噂はされてたけど、発表と同時に瞬く間にTwitterのトレンド入りを果たすくらい世のお母さんたちに衝撃が。私も速攻で友達にLINEしたわ。

そもそも「おかあさんといっしょ」は子供番組やけど、世のお母さんたちのお助け番組でもある。

ちょっと一息つきたいとき、キッチンに立ちたいとき、洗濯物を畳みたいとき、おかいつをつけていれば子供は大人しく見てくれるか一緒に歌って踊って機嫌良くしてくれるのだ。ありがとうおかいつ。

そうして自然と毎日一緒に見ていると時々自分が見ていた時代の曲や映像が流れてきたりして「え、めっちゃ懐かしいやんこれ。めっちゃ見覚えあるわ・・・!」なんて興奮したり、「今日の歌のお兄さんなんか体調悪そう」なんて思ったり。

またある日には歌詞に勇気付けられたり「シルエット博士(影フェチの変態)」や「すり替え仮面(ダジャレ好きのパーマン)」が出す問題を真剣に考えてみたりと気づけば私もおかいつファミリー。そんなんあるんか知らんけど。

だから(だから??)おかいつメンバーの交代というものはずっと自分の子育てを支え続けてくれたと言っても過言ではない人達が突如見ず知らずの人に変わってしまうというとてもショッキングな出来事なのだ。

しかもお兄さんお姉さん達は一度就任すれば数年は変わらないし、今回卒業するりさお姉さんは7年、よしひさお兄さんに関してはなんと歴代最長の14年!!!と兄弟揃ってお世話になったお母さんたちもいっぱいいるはず。

しかし子供というものは柔軟性や適応能力の塊なので「みんなー!今日でお兄さんとはお別れ!明日からはこの新しいお兄さんだよーん」みたいな軽い説明だけで終わってしまう最終回なんてなんのその。次の日から子供は新しいお兄さん達を何の疑いもなく全力で受け入れて何の疑いもなく新しい歌や体操を楽しむ。ママ友とLINEで「新しい人若すぎない!?」だとか「前の体操のほうが良かった(泣)」なんて引きずるのは親だけ。

なにはともあれ、よしひさお兄さん、りさお姉さん本当にお疲れ様でした。この4月から初代体操のお姉さんが登場するそうです。今までも体操のお姉さんやと思ってたわ。

あとおかいつって着ぐるみの人形劇があるじゃないですか。私は「じゃじゃ丸、ピッコロ、ポロリ」から「みど、ふぁど、れっしー、そらお」のドレミファ・どーなっつ!に変わった世代なんですけど、今は時代なのか主役の一人がロボット。しかもずっと心が割れてるねん。メンタルズタボロなんかな。(ぜひガラピコで検索してみてほしい)

見てない方は全く分からない話なんですけど、私は最終回はガラピコの宇宙船が直って、でもガソリン的なものがない!ってなって、そこで今まで意味不明やったチョロミーがペンダントに貯めている「ワクワクキュンパワー」がガソリンになって無事宇宙に帰れる、というエピソードになるんじゃないかと踏んでいます。これ、どう??