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成功がイメージできるように分ける

やりたいことや大きな目標を抱くのはとてもワクワクしますが、いざ実現しようとなると尻込みしてしまうものです。

今の自分にはハードルが高い。(実現可能性が低い)
達成まで時間が掛かりそう。(先が見えない)
本当にできるのか。(成功のイメージができない)
失敗に終わって結局時間の無駄にならないか。(自信がない)

これらの悩みは先が見えてないことからくるもので、小さな目標に分けるともっとわかりやすくなります。

たとえば、富士山の頂上まで登りたいとします。まずは付近の登れそうな山の登頂を目指します。その後もう少し標高のある山を目指したり、富士山の7合目まで登るなど、段々と目標を上げていくことが考えられます。小さな成功を得て着実に目標への成功率を上げていくように目標を分けるやり方です。

また、目標だけでなく必要な条件もクリアしておかねばなりません。

富士山には登れる時期が限られています(夏の時期のみ)ので、何年何月に登るのかを決めねばなりません。時期が決まったら、そのときまでに何を準備したらいいかを考えます。

登山ルート、所要時間、必要な装備、申請は必要か、ソロでも可能か、などの疑問とその解決策を考えます。体力も必要でしょう。今の体力のままで登れるのか、登山時期までにどのくらいの体力があればいいのか、どんなトレーニングが必要かなどを考えます。

こんな風に、いつまでに何が必要かと考えて、目標を達成するための実際のタスクを洗い出します。タスクは細かいほど、実際の行動のイメージがしやすくなります。あいまいなタスクは内容がぼんやりしているので、いざ取り掛かろうとすると手につかず、進捗も止まってしまいます。逆に、内容やそれに必要な時間が見えてくると行動のモチベーションも上がってきますので一石二鳥です。

大きな目標は小さな目標に分け、小さな目標は作業単位で分割することで取り組みやすくなります。もし目標が大きすぎてモチベーションが下がってしまうときは、目標と向き合って細かく分けてみるといいでしょう。

今日はここまで。おやすみなさい。