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#156 人材紹介という仕事を1年間してみた。


新卒で総合人材サービスの会社に入社し、
人材紹介という仕事を約1年間やってきました。

人材紹介ってなに??

聞きなれない言葉だと思うので、
めちゃくちゃ簡単に説明すると
人が欲しい企業と就職したい人を
マッチングさせる仕事
です。

マッチングアプリの人間版的なやつです。

企業の求める人物像や、
就職したい人の要望・願望等
双方の間に立ってヒアリングしていきます。

この仕事を約1年間程、続けてきたので
率直に感想を書いていこうかなと思います。

『求職者=売上と考えるようになったらオワリ』

これ、めちゃくちゃ思いました。

人材紹介で売上が生まれるタイミングは、
求職者の方が企業に入社した時です。
そこで初めて発生します。

相場的に1人当たり
平均120~150万円くらいですかね。

私たち、転職エージェントは
その人が入社するまでのサポート等を行うことが
メイン的な仕事なので、入社してもらわないと
それまでの時間が全てボランティアになるんですよね。

会社で働いている以上、1人1人には
ノルマ(予算)というものがあるわけで、
達成する為には、もちろん入社をしてもらわないといけない。

結果的に、自分の予算達成の為に
この人は紹介手数料が〇〇〇万円だから
絶対に決めたいみたいな、
求職者=売上の考え方になっちゃう事が
あるなぁと感じてます。

根本的に上記の考え方が原因で
全ての歯車がちょっとづつ狂っている感覚があるんだよなぁ。

なんか、この人材業界(社会人生活)に身を置いてみて
学生の自分だったら、絶対に違和感に思っていた事に

勝手に馴染んでしまっている自分が怖いなって
素直に感じてます。


正義ってなんだっけ
誠実ってなんだっけ
素直ってなんだっけ


社会人になって、何となく流していた事や、
気になっていたけども目を逸らしていた事って

何か1人の人間という生物として
結構重要な事で、
絶対に欠落してはいけない部分だったのかもって

最近になってつくづく感じるんですよね。


もちろん新しく学んだ事や経験したこと
知識・知恵は多く蓄えることができてるんですけど、

若干の後ろめたさとか、申し訳なさとか
そういう感情がある事って、
純粋に物事を見ることができていると
思うんですよ。

※ピカピカの小学1年生みたいな感じ
※ウソついたら、人は誰だって辛いよ

『仕事やから』『ビジネスやから』
とかいう言葉で、気にしなくて良い・考えなくて良い
とかの思考じゃなくて。。

1番忘れてほしくない気持ちだし
僕も忘れたくない感情かなって思います。


やりがい・生きがいは自分自身で見つけていくものだし
環境のせいにするのは、ダサい事ですから
全ての原因はリトルtakeなんですけど

今の環境が80点くらいだから
まぁ、悪くはないかなっていう状態は

環境が最悪な人達に比べて
圧倒的にワクワク感が低い気がしてなりません。


総じて、人材紹介という仕事を通じて
僕自身は良くも悪くも、
1年前と変わりました。

文章的には全く統一性とまとまりがないですが
思っている事はこんな感じです。。

最後まで読んでいただきありがとうございました。






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