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キャッシュレス社会は心理学的には危険?【お金の心理】

こんにちは!

今日もお金の勉強をしていきましょう!
今回はマサチューセッツ工科大学の研究チーム(正確にはいろんな研究者が関わっていますが)が発表した研究に基づいた記事となります!

テーマはキャッシュレス、このご時世ホットな話題ですね!

さっそくみていきましょう!


■人間は現金に脳が強烈に反応する

いくら持っていますか?

こう問われたときにあなたが最初に思い浮かべるのは財布に入っている金額ではないでしょうか。

それは人間の脳がお札や硬貨など、現金に強く反応するようになっているからです!

現金で何かを支払う場合、人間の脳は痛みに近い感覚を覚えます!
対してキャッシュレスサービスを使う場合は、人間の脳は何も反応することがありません。

実際にこの研究では一般家庭1000組を対象にショッピングの際に現金とキャッシュレス、2つの決済方法のどちらの場合に支払い金額が増えるのかを調べました。

結果は、

キャッシュレスの方が支払い金額が多くなりました


■さらに悪い報告も…

この研究にはまだ続きがありまして…

なんと先ほどの1000組の一般家庭のうち、キャッシュレスサービスを利用している人は健康に悪い食品やジャンク品などを買う傾向が強くなったんです!

支払いの時に痛みに近い感覚が発生する現金では「無駄遣いしてはいけない」という心理が働き、あまり無駄遣いをしないんですが、キャッシュレスでは痛みがないので、無駄遣いが発生する率が高まります!


■とは言っても僕はキャッシュレス賛成派

上記のようにキャッシュレスは一歩間違えると無駄遣いが増える傾向のある、心理学的には少し危険な支払い方法であるようです。。。

ですが、それでもキャッシュレスは利用する魅力があります!
だって便利だし。。。

この研究ではキャッシュレスを利用する際の対策まで提示してくれていて、キャッシュレスを利用する際に、利用分の金額を現金で支払うイメージをすること、それだけでも無駄遣いを減らす効果があるということです!

また、お金の勉強をしてしっかりお金の自己コントロールができるようになった人はキャッシュレスを利用していても特に無駄遣いをすることがなく、安全に利用できるのでキャッシュレスが一概に悪いということは言えません!


ということで以上キャッシュレスサービスを使う際の注意点でした〜!

以下、参考にした研究や資料です🔻



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