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秋(空き)時間さんの世界文学案内 第六回:荒地 T・S・エリオット作

 さて今回の『荒地』ですが、この長編詩は前回の『嵐ヶ丘』で荒らしに酷い目にあった人がその精神状況を克明に綴った詩です。彼女によれば生まれてはじめて荒らしにあった衝撃はまるで戦争のようだったらしく、詩にシェイクスピア的なジャズが流れるという意味不明な行を書くほどでした。詩の最後で彼女はビンズー教の言葉を記し、そして、これらの断片で私は自分を支えてきたと書いていますが、私は、この精神の混乱状況をそのまま書いたような詩を読んで、彼女はよくここから立ち直れたなと思いました。荒らしに襲われた荒地(Facebook)でも春になれば実は育つんだ。だから荒らしなんかに負けちゃだめだ!と決意して彼女はこの詩を書いたのでしょうか。みなさんはどう思いますか?

パウンドケーキ

あと、小耳に挟んだ情報ですが、実はこの詩には共作者がいるそうなんですよ。それが彼女の彼氏で、彼女によると彼はパウンドケーキみたいに甘い男らしいです。スイーツでも作るんですかね。ではまた次回!

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