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【環境文学】農家民宿

大都会の繁華街
金と欲望で
目まぐるしく動く街

高層ビルのジャングル
小さな空
匿名希望の人々
時間の早さと
忙しく過ぎる日々
ここが私の日常で

いまはとある田舎の
農家民宿で
薪で沸かしたお風呂に入って
畑や森の
薄暗い景色を眺めている

ゆるやかな時間
こんなに自然に向き合ってる
忙しいだけの人生
本当に
このままでいいのかと
ふと思ってる
いったい豊かさとは何だろう

薪が燃える匂いが
心地よく
体にしみ込んでくる
記憶にはないけど
どこか懐かしい感覚
心と体が芯から温まる

この農家民宿には
いろんな悩みを持った
都会の人が来るらしい

会津若松市一箕町

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