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【エッセイ】会津でAwe体験@南会津町

今日は休日であり、天気予報もそこそこいい感じです。南会津町の駒止湿原に行こうと思いました。いま、ニッコウキスゲが見ごろなのです。このタイミングを逃すわけにはいかない。

朝は苦手なのですが、8時前には家を出発。1時間ぐらいのドライブで南会津町に到着。なぜか、南会津町に来ると街中にあるセブンイレブンでコーヒーを飲むのが習慣になってます。そこから、さらに30分ほど移動して駒止湿原へ。

駒止湿原の木道を歩く。入り口のあたりは、あまりニッコウキスゲは見当たらない。高原の風がほんのり優しい。

10時ごろに駒止湿原に到着。やはり、ニッコウキスゲは見ごろでした。

さらに奥地へ進むと、ニッコウキスゲの群生が迎えてくれた。そのとき、私はAwe体験をしていたようだ。

入り口のニッコウキスゲは少なかったけど、奥に進むほどにニッコウキスゲが増えてくるような感じです。

広大な景色に我を忘れる。心地よい風に奪われたのは苦しい心。

しばらく木道に座ってニッコウキスゲを眺めてました。すると、年配の夫婦が私に声をかけてきました。茨城県から来られたそうです。やはり、ニッコウキスゲがお目当てのようでした。

私は思うのですが、ワタスゲやニッコウキスゲで駒止湿原は尾瀬にも負けてないと思います。今年はワタスゲは少なかったですが、例年だと星屑ほどにワタスゲが群生するのです。駒止湿原は有数のワタスゲの群生地ではないかと思うわけです。

さて、しばらくぼんやりとニッコウキスゲの群生を眺めて、Awe体験を楽しんでいました。

駒止湿原から出て、帰り道にブナの森があります。ブナの森の道は、昔はありませんでした。最近になって、環境教育のために道が造られたようでした。

ブナの森にも木道が敷かれて、安全に散策することができる。子供たちへの環境教育の場所として活用してもらえるといい。

駒止湿原に来る楽しみは、このブナの森を散策できることにもあります。私は昔からブナの木が好きでした。しばらくブナの森を散策して、Awe体験を楽しみました。

ブナの森から出て、駐車場の車に戻ったのが12時になってました。ちょっとのんびりし過ぎた感じです。

南会津町に来たら、やはり手打ちそばが食べたい。そこで、南会津町の荒海地区にあるそば屋さんへGO。

私は手打ちそばには目がなく、美味しく食べて満足。

そば粉は南会津産のものを使用した手打ちそばです。美味しかった。そして、本日の目的はこれ。

南会津地方の郷土料理『はっとう』。美味しいあまり、食べることが御法度になったから『はっとう』と言うのだそうだ。

この『はっとう』は南会津地方の郷土料理で、私は南会津地方に来たら必ず食べます。そばでゆべしのようなものを作り、その上にエゴマがかかっています。砂糖で味つけられてます。本当に美味しい。

お昼も食べたし、これで帰ってもいいのかなとも思いましたが、もうちょっと南会津町を堪能しようかなとも思いました。

それで南会津町で気になっていた喫茶店へ。


南会津町の喫茶店でひと休み。アイスコーヒーとスコーンを頂く。美味しかった。

最近はAwe体験を意識してますが、美味しいものを食べたときの『美味しい〜』という感覚もAwe体験なのかなとも思います。

南会津町の喫茶店はいろいろあるようで、また時間があるときに来てみたいと思いました。

今日の南会津町の散策は楽しかったです。実は、今日は試験的にエッセイを書いてみました。私も詩を書くために出かけるので、どうせなら紀行エッセイを書いてみるのもいいかなと思ったわけです。好評なら次回も続けたいと思います。

それではまた。

南会津町から離れるとき雨が降ってきました。危なかった。

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