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【環境文学】浮花

水に浮かぶ
その花

根に繋がれてないから
漂っている
ゆらゆら
風のままに

水が光り
花びらが映える
きらきら
癒すでしょう
見る人の心を

水に浮いて
夢のようなひととき

そんな夢は
いつしか終わる

そしてある日
沈んでく
遥かに静かな
水の底に

故郷の地に
根をはって
大輪を咲かせていた
あの懐かしい日が
見上げた水面に
幻のように映るのを観てる

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