夏鎖

ラノベブログ「本達は荒野に眠る」の管理人。

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  • 世界の一部はライトノベルVol.3

    C95で頒布したラノベ同人誌「世界の一部はライトノベル」のnote版です

    • 世界の一部はライトノベルVol.3

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ラノベブロガー夏鎖へのご依頼など

ご依頼や夏鎖に対するお誘いなどは下記を参照していただければと思います。 ・現在の立場 ラノベの感想を中心にしたブログ「本達は荒野に眠る」を運営しています。1996年生まれの社会人一桁年生です。 ・夏鎖としての基本方針 基本的には同人誌の即売会以外のリアルイベントには参加していません。作品の感想を書くという立場上”積極的には”商業で活躍されている作家さんをはじめとしたクリエイターの方には自分からは直接会わないようにしているためです。 ただし、お声をかけていただいた場合はその

    • 気分が落ち込んでいるときにさらに気分を落ち込ませたいときに読んだり見たり聞いたりする作品

      前文人生は妥協の踏み固めで出来ている。なんて言葉が思い浮かんだのでとりあえず置いておきます。 さて、最近真面目にnoteかいてないと思ったのでふらっと書きます。note、たまには書いていきたいですよね。 今回はタイトルの通り「気分が落ち込んでいるときにさらに気分を落ち込ませたいときに読んだり見たり聞いたりする作品」を紹介していきます。なんじゃそりゃ?って感じですよね。僕もそう思います。でも気分が落ち込んでいるときに気分をブチあげる作品じゃなくて、気分をブチさげるものに触れたい

      • 【感想】『ある聖女の駆け込み訴え』さちはら一紗 『学校一の美少女なあの子が、俺の推しの底辺Vtuberだった』藤崎珠里 #文学フリマで買った本

        駄文&前書き11月の終わりから12月がめちゃくちゃ忙しい。冬コミ原稿のせいです。そのせいで何もかもの予定が狂います。コミケ出るたびに2万文字のライトノベルに関する考察本を書いているのだから当然です。半年に1回大学の文学部卒業できます。だから今更11月に行われた文フリ東京の感想を書くこともきっと許されます。マジで遅くなってすみません。 ということで文フリ東京37で購入した作品の中で特に印象的だった2作品の感想を書いていきます!文フリ東京は大抵は出展者側でバタバタして普段はこれ

        • 【感想】「シャトルラン」侑 夜さり文庫

          この作品との出会い 5/21に開催された文学フリマ東京36で手に取った侑さんの「シャトルラン」という作品の感想です。 この本との出会いは少し面白いものでした。 当日は僕もサークル参加をしていました。自分のサークルの本がある程度頒布できたこともあり、スペースは相方に任せて会場をフラフラと散策していました。当日は陰キャが発動していて相互フォローの方のスペースに行くつもりもなく(不義理ですみません…)なにか良いものがあれば手に取ろうくらいの感覚でした。 文学フリマはコミケやコミテ

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        • 【感想】『ある聖女の駆け込み訴え』さちはら一紗 『学校一の美少女なあの子が、俺の推しの底辺Vtuberだった』藤崎珠里 #文学フリマで買った本

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          【感想】『洋灰の都うずめし神椿』タタミベリ

          こんにちは。夏鎖です。 noteはだいぶ久しぶりの更新になりますね。本当は色々書きたことがあるのですが時間がそれを許してくれません。1日が50hくらいある星に行きたいです。 さて今回はC101でタタミベリさんが頒布された『洋灰の都うずめし神椿』という作品の感想を書いていきます。 こちらは先日のコミックマーケット101で著者のタタミベリさんが頒布された神椿――バーチャルなシンガーの花譜さんをはじめとしたアーティストが所属しているレーベルのシンガーたちの二次創作小説作品となり

          【感想】『洋灰の都うずめし神椿』タタミベリ

          だから僕はVtuberを見るのをやめた

          Vtuber。もう説明しなくてもこの記事を読む人はその存在を知っているはずだ。今世界では何万というVtuberの方が日夜配信をしている。しかし僕は黎明期(2017年10月頃)からVtuberを見始めたにも関わらず、2019年10月あたりには完全にVtuberを追うのをやめてしまった。 この記事ではVtuberという言葉が定着する前、本当の本当に黎明期からVtuberを見始めてなぜVtuberを見るのをやめてしまったのかをつらつらと語っていきたい。 ちなみにVtuber史ではな

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          だから僕はVtuberを見るのをやめた

          #消費者オタク創作バトル 総括!

          普段創作していないやつらで短編恋愛小説書こうぜ!とTwitterのフォロワーさんに言われたのでそんな企画をちょっと前にやっていました。 参加作品は9作品+期間外1作品で地味ながらもなかなか賑わったのかな?という企画でした。今回はそんな企画の紹介と総括をします!一応僕も3年ぶりに小説を書いた参加者側なので、あくまでこういう作品があったよ!個人的にこういうところが好き!にとどめたいと思います。要するに点数つけたりとかそういうのはしません。 企画内容 テーマ ・一人称の恋愛小説

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          3週間SNSをやめた話

          バズんねーかなと思って記事を書く。バズんねーでしょう。 とりあえずnoteの記事はおしゃれな写真をつけておけばいいって誰かが言っていたので4年くらい前?にどこかで撮った太平洋の写真を乗っけておきます。 SNSストレス 年度末から年度初にかけてめちゃ忙しかった。最近は9:00~20:00がデフォルト勤務時間になっていて、コロナで誰かと遊びにいけるわけでもなく在宅勤務で朝から晩までひたすらPCと向き合う日々。誰かと会話といえばそれは会議のことで、ない頭をひねくり回して自分の作業

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          #失恋文庫『失恋文庫 書き下ろし失恋小説アンソロジー』涼暮皐 他6人 ビッグ・ラグーン

          コミックマーケット96で頒布されたサークル「ビッグ・ラグーン」様の『失恋文庫 書き下ろし失恋小説アンソロジー』の感想です。ネタバレを多分に含むため未読の方はご注意ください。また失恋界隈からは離れた位置にいる一読者の感想なので失恋の作法など不勉強な点もございますがご容赦頂ければ幸いです。 「灰色青春は傷つかない」雨宮和希 バスケサークルとは名ばかりの飲みサーに所属する高橋蒼。彼は飲み会で由美乃先輩に誘われたことで恋人同士となる。しかし彼は時代にマネージャーだった京華のことを

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          ライトノベルの新人賞に関するツイートの経緯について

          タイトルの通りです。ライトノベルの新人賞に関する私のツイートを起点とした一連の流れの経緯だけを書きます。 夏鎖の主張 -前提- 他社レーベルで書籍化デビューした作家さんがGA文庫大賞や小学館ライトノベル大賞で賞を受賞し作品を発表している。 -夏鎖の意見(ツイートの要約)- 書籍化作家さんが新人賞に応募し作品を発表し活動する場を広げることに賛成。 理由:書籍化作家さんがプロアマの制約がない公募の新人賞に応募することは悪いことではない。新人はもっと出てきてほしいが、書籍

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          世界の一部はライトノベルVol.3~オススメのコミカライズ編~

          ※このnoteはC95で頒布した「世界の一部はライトノベルVol.3」の「おすすめのコミカライズ作品」という企画を取り出したものです。 紹介している作品は以下になります 『エノク第二部隊の遠征ごはん』江本マシメサ原作 福原蓮士作画    『さよならピアノソナタ』杉井光原作 赤坂アカ作画         『スーパーカブ』トネ・コーケン原作 蟹丹漫画           『最果てのパラディン』柳野かなた原作 奥橋睦漫画          『インフィニット・デンドログラム』海道

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          世界の一部はライトノベルVol.3~ラノベと味わう海外ビール編~

          ※このnoteはC95で頒布した「世界の一部はライトノベルVol.3」の「ラノベと味わう海外ビール」という企画を取り出したものです。 紹介している作品は以下になります 『→ぱすてるぴんく』悠寐ナギ 講談社ラノベ文庫           『月とライカと吸血姫』牧野圭祐 ガガガ文庫            『ラン・オーバー』稲庭淳 講談社ラノベ文庫             『賭博師は祈らない』周藤蓮 電撃文庫                『近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係』久

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          世界の一部はライトノベルVol.3~オールマイベスト編~

          ※このnoteはC95で頒布した「世界の一部はライトノベルVol.3」の「1000冊から選ぶ本当に面白い作品」という企画を取り出したものです。 紹介している作品は以下になります 「キーリ」著・壁井ユカコ イラスト・田上俊介  電撃文庫     「カオスレギオン」著・冲方丁 イラスト・結賀さとる 富士見ファンタジア文庫                               『イリヤの空、UFOの夏』著・秋山瑞人 イラスト・駒都えーじ 電撃文庫『神様のメモ帳』著・杉井光

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          ゼロ年代なんて知らない『ライト・ノベル』滝本竜彦

          昨日読んだ滝本竜彦さんの『ライト・ノベル』がすごく好きだったのでノートにも感想を載せます。 あらすじ(公式ホームページより) 「こんにちはーにゃ!」―貴重な青春を無難に過ごすだけの高校生・ふみひろの前に出現した光のゲート。そこを潜り抜け出てきたのは、猫耳やしっぽを持つ美しい女の子だった。以来ふみひろの前には、美少女という名の天使たちが次々と現れる。普通の少年に突然訪れるハーレムな日常。そこに隠された驚くべき世界の真実とは―!? 感想 滝本竜彦。この作家さんの名前は僕に

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          ラノベの次世代を担う! 最強世代96年組の作品を読もうぜ!

          ※こちらはC95で頒布した96年生まれのラノベ作家さんを特集したフリーペーパーです。 石山雄規『パンツあたためますか?』角川スニーカー文庫 96年生まれのラノベ作家さんとしては(僕が知っている限り)一番最初にデビューしたのが石山雄規さん!名古屋の二十歳という触れ込みも最高にイカしてましたね!推薦文は滝本竜彦さんということからもわかる通り、どこか滝本竜彦さんの香りを感じさせる青春ものでした!オカルトから脱却するもボロボロ単位を落とした主人公の直樹。そんな彼の前に現れたのはパ

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          感想ってなによ?

          ・はじめに 久しぶりにnoteを雑に書いていきたいと思う。今回は感想を書くということ、それに反応をもらうということについて書いていく。毎度のことだが雑に適当に書いているだけなので何一つとして信用してはいけない。 ・感想を書くということ 感想を書くということは一体なんだろう。行為としては作品を楽しむ。それに関する意見を述べる。こんな感じだろう。ただ、感想にはいくつか種類が存在すると考える。筆者のように主観から感情のままに言葉を並べる「impression」タイプ。客観的(

          感想ってなによ?