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ドイツ 暮らし始めて2年 さいきんのこと


noteの記事を書き始めるたびに、”久しぶりにnoteを開いた”と言っている気がします(汗)できれば、もっと定期的に記事を残せたらと思うのですが、思うばかりで行動がついてこないのが正直なところです。

ドイツに暮らし始めた頃は、ドイツと日本の文化の違いや感じ方の違い、らライフスタイルの違いなどがよく目に付き、それらをもとに感じたことや考察してみたことを書いていました。
我ながら、今、読み返しても面白いなと思うこともあります。



わたしがドイツで暮らし始めて2年。最近はそういった”気付き”にも鈍感になりつつあるなと感じています。
環境に慣れるって大変だけど、慣れてしまえば、やっぱり日々の中での発見や気づきが少なくなるのも事実。
でも、やっぱりせっかくの海外生活をしているんだし、気張らずに、さいきんのこと、という感じでアウトプットしておこうと思う。

本を読むこと

今年に入って、読む本の数が一段と増えた。すでに持っていた本の読み直し、新しく購入したものを含めても9月現在で22冊。
1ヶ月に2冊、といったペースで読んでいる。主に、日本語の本を読んでいるが、たまに英語の小説やコラム本も読んでいる。
日本語の本のジャンルは様々で、小説からビジネス書、自己啓発書などそのときの自分の気分で購入する本を決めている。

ちなみに、海外で日本語の本を買おうとすると、関税などもあり日本で買うよりもどうしても価格が高くなる。かつ、それほど豊富な種類の日本語の本は輸入されていないので、わたしはもっぱらKindleで購読している。
紙をめくって読むという本ならではの良さは捨て難いが、利便性でいうとKindleが圧倒的に使いやすい。

また、海外生活をしていると本が自分の話し相手になることもある。
人生の様々なシーンで訪れる人間関係の悩みや、仕事、将来への不安、などその時の自分の置かれている状況によって、読む本を選ぶ。
必ずしも自分が求めている答えがあるかはわからないが、一人でくよくよ悩み続けるよりは、本からヒントを得ることだってできる。

学生の頃は他愛もない話から人生相談(当時の自分にとっては大きな悩みだった)、恋愛相談までほとんどすべてのことを友人に話していた。
親友と呼べる友達もすぐ近くにいて、会うことも電話することも自由にできた。
海外生活をしているからなのか、大人になったからなのか、誰かに自分のことを話す、ということをほとんどしなくなった。
親友は日本にいるか、別の海外の国にいるかで、時差があり、自由に話したい時に話せる環境にいない。
みんな大人になり、家庭があったり、育児があったり、それぞれにそれぞれの時間を過ごしていると思うとわざわざ話す機会を設けること自体をしなくなった。
そういった意味で、今のわたしにとっては本が話し相手になっている。


アウトプットとインプット 創作活動の重要性

自分がストレスを感じるとき、それはどんな環境・状況にいる時だろう、と考えたとき、わたしは多くの場合、24時間のうちにいかに創作活動をしている時間を確保できているかに関係してくるように思う。

わたしにとっての創作活動とは、「自分の時間」を確保できているかどうかということ。
平日は朝から夜まで仕事をしており、確保できる時間は出勤前の朝か休憩中の3時間ほど。週末はほとんどの場合、彼との時間、予定もあるので「自分の時間」はほとんどない。
その「自分の時間」の中には、アクセサリーを自分で作ったり、絵を描いたり、ジャーナルを書いたり、本を読んだり、(noteを書いたり)、といろんなしたいことがある。

"時間があったらできると人はよく空想するものだが、時間がありすぎるとできないこともある”

”人の自由時間は1日7時間以上あると、逆に幸福度が下がってしまうそうである。パスカルが言うように、人間は他の動物と違って何もせず、ただじっとしていることができない。時間のゆとりと、したいことができる自由は幸せの条件だと思う。しかし、それに浸りきることもまた、幸せではないのだ”

「ぼくたちは習慣で、できている。」(ちくま文庫)

わたしが読んだ本の中に書かれていた。
週末に彼も仕事があり、わたしが一人の時間を確保できるとわかっているときに事前にやりたいことリスト(家の掃除や創作活動など)を書いていても、やる気が出ない現象が起こるように、時間がありすぎると人は行動力(創作活動力)が下がってしまうのも事実なんだろう。

「自分の時間」を確保する、ということと、いかに自分で自分の24時間をコントロールできているかがストレス軽減に繋がるんだと思う。
創作活動(=自分の時間)は誰にとっても必要なものだと思う。


仕事とドイツ語 これからのこと


現在、働いている日本食レストランで働き始めて来年の1月で丸2年が経つ。
海外生活をしている人には馴染みのある、ビザ問題。わたしも同様に、ドイツで生活していくにはビザが関係してくる。

ドイツのビザ手続きが厄介な理由は、ビザを管理している外国人局自体が人手不足で全く仕事が追いついていないということ。
追いついていないにも関わらず、日本のように残業という概念がないため、しっかり2〜3週間の有給は取っているし、勤務時間が終了すればみんな家路につく。(ちなみにわたしは、残業は反対派なので彼らを責めるつもりはないが。。。)
わたしの知り合いは、すでにビザの申請(更新手続き)を始めてから7ヶ月も待っている人もいる。

また、もう一つの理由は、ビザの担当をしてくれている担当者の裁量により、個人のビザの期間などが変わるということ。
インターネットで調べたり、人に聞いたりと自分でできることもあるが、最終的には、担当者の裁量により、結果が変わる、ということ。
手順に沿って、手続きをしてもマニュアル通りにはいかないのだ。
それゆえ、インターネットにいくら法的な回答が書かれていようが、最終的には担当者からの回答を待つしかない。
しかし、問い合わせをしても、回答がなかなか得られず、こちらは待つしかないという状況になる。

滞在ができるかどうか、仕事ができるかどうかが関わってくるビザは海外で暮らしていく限り、永遠につきあっていかなければならない。


ドイツ語に関しても、住んでいる年数=言語の上達、とはいかない。
普段、英語と日本語、ドイツ語は仕事中だけといった生活をしているわたしにとっては、まだまだ伸びしろだらけだ。
オンライン授業なども受けようと考えつつ、まだ手をつけられずにいる。
これから一生、ドイツで暮らすかはまだわからないが、彼がドイツ人である限り、ドイツ語習得は必須なのは確か。
Duolingoでのドイツ語学習は、682日目になる。
頑張ろう。


新しい家に引っ越して、勤務先のボスが管理しているアパートからやっと出ることができた。
次は、転職活動だ。
すでに履歴書を持っていたところもあるので、これからどうなっていくのか、また記録に残していきたい。


せっかくまたnoteを開き、書くことができた。
またしばらく続けていけるように自分へのメッセージとしておく。



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