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【ダンサー必見!】流行りの”オンラインレッスン”から見えた、今後起こる3つの事

久々に記事を書きます。

普段は他のテーマでブログを書いており、ダンスの記事はあまり書かないのですが、昨今のコロナ配下で広まったオンラインレッスンを拝見した際にふと感じたことがありました。

それは、

現行のダンサーは”教える”ということに関しては、
優位が無くなりつつあるかもしれない。

と言うことです。

これはどういう事なのか、今から3つの可能性で説明していきます。

上手いダンサーが教えるのが(先生として)上手なダンサーとは限らない

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そもそも、今までのレッスン形態としてもこの論争はありました。

しかし、ダンススタジオ側としてはインストラクターとして取り入れ続けていた現実があります。
理由は以下です。

・タイトルを持っている(ことが多い)ので、スタジオの宣伝がしやすい
・生徒が集まりやすい(希望的観測)
・スタジオの箔のため

少し厳しめに書いていますが、本当にご存知の方なら理解はしてもらえると思います。
要はビジネスとして戦略を立てて人選までやっていないスタジオがほとんど、という印象だったからです。
(当然、ビジネスも素晴らしいスタジオも多くあるのも知っています)

少し割愛しますが、このようなインストラクターはこのオンラインレッスンでは稼いでいくことが”できない”可能性が高いのでは?と思います。

むしろ、教えるのが好きなダンスが人より上手な無名の先生が有利な状況になる、と言うかなります

例えばユーチューブに例えるとわかりやすいです。

現在の有名ユーチューバーやチャンネル数が現在進行形で伸びているユーチューバーさんも初めは素人でした。
タレントのように元々のフォロワーがいたわけでもなく、ゼロからファンを付けていった人たちです。
タレントが参入してきた現在でもあまり関係ないですよね。

要はオンラインになって、レッスンを始めるハードルが下がった、と言うか誰でもレッスンを始めるチャンスができた。という言い方が正しいと思います。

ポスト・コロナ時代もオンラインレッスンはなくならない!?

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これは”はい”だと思います。

人間が習慣を付けるのには、だいたい3ヶ月が必要と言われています。

今回はまさに3月から始まり、5月末まで続いたとして約3ヶ月です。

そうすると、今までレッスンをスタジオまで受けにいっていた方の中にはオンラインの方が良いな。と思われる方が一定数できると思います。

その人たちが行き着く先は、オンラインレッスンです。

となると、
そこにニーズができる。→ オンラインレッスンはますます進む。

という構図ができると思います。

もちろんビジネスチャンスでもあるので、他業種からの参入はあると思います。
となると、オンラインで有名な先生。または、オンラインの教え方のノウハウを持った先生が誕生することが予想されます。

となると、旧来の考え方を持ったダンサーは、ますますそのジャンル(オンラインレッスン)では太刀打ちできなくなります。

今でもSTEEZY STUDIOというアメリカ発のオンラインダンスレッスンが有名になってきていますよね。

この現象は究極にいうと、今までのように留学の必要性もなくなる。という時代に進んでいく可能性が高くなっている。と思います。

ダンサーはビジネスマンになるかスポンサー(パトロン)を得るかの2極化へ?

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少し大げさかもしれないですが、これは今後のシーンの進むべき方向になると考えます。

今後予想されるのは、”テレビタレント”という言葉は旧世代のものになり、配信者やコミュニティーオーナーとしてファンに向けての発信が今後のエンターテイメントの未来になると予想します。

ですので、生き残っていくのは以下のような方になるはずです。

・”プロ”としたビジネスマン意識を持って活動している方
・類稀なるタレントに惚れ込まれ、支援してくれる”プロ”としてバックを得る方
・ファンコミュニティーを育てて、輝ける場所(経済圏)を作れる方 など

先ほどのオンラインレッスン講師はダンスを武器にした”プロのビジネスマン”だと思いますし、光り輝く、誰もが支援したくなる”カッコいい”ダンサーもいるでしょう。

しかし、目標も努力も戦略もなくダンスで生きていくのは難しい時代になる、といういのも事実です。

関連記事:ダンサーにおける自分自身のブランディングと、した方がいい理由について

最後に

これは持論なのですが、ダンスを始めとしたエンターテイメントはコロナ禍のこういった状況だと真っ先に切り捨てられるものです。
それは産業の成り立ちを見ればよく分かります。

理由は簡単です。

人々が生きる上で、食料や水やお金より重要でないから、です。

今までは人々は豊かになり、趣味にお金が使えそれが回ってきた時代でもありました。しかし今後は受け身ではなく自身で行動して価値を生み、経済を回す、という思考をますます求められると思います。

今後もエンターテイメントは必要なものですので、
カタチを最適なものに変え、在り続けると思います。

時代の流れをキャッチし、乗りこなしていける感性と思考と行動力が求められる時代になりました。

しかし、自分を信じて進んでいきましょう。

大丈夫です。

ダンスなんて5感MAXのものをチョイスしている時点で、
あなたは優れたアンテナを有していますから。

ではでは。


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