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夢は見るもの魅せるもの

《 だれでも、自分特有の楽しさを追求しなくてはならない。これやってたら死んでもいいよというものが絶対に必要です。》

占星術の第一人者でもある松村潔先生が、今朝のFacebookの記事で力強いメッセージを書いて下さっていました。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=2782748395283826&id=100006460780416

普遍性のある言葉にはパワーがありますね。
松村先生の言葉に、今朝は一段とハラから元気を頂きました。私も、パワーのある歌詞や文章が書けたらと願います。


「カナダのモントリオール・ノートルダム聖堂で合唱コンサートしたい」

そんなつぶやきを投稿したら、カナダ在住の、フォロワーさんではない知らない方にスキを押して頂きました。
Googleのストリートビューで昨夜は大聖堂の中を見学して、あっという間に気分はカナダへ飛んでいます。

何故モントリオール大聖堂かというと、職場の先輩が最近カナダ旅行をして、写真をたくさん見せてもらったからなんです。モントリオール大聖堂なんて初めて知ったくらいで、『きれいだなー』という、動機はいたって単純です(笑)

それにしても、スキを押してくださったカナダ在住の方、タグは #今年の抱負 しかつけていなかったのに、どこで記事を見つけてくださったのかな・・・noteは、こういった偶然性も魅力ですね。


叶えたいことを人前で宣言して、弾みをつけて行動したりするのって、宇宙に向かってタグをつけるようなものではないかという気がします。最初から行きたい場所に直通している場合もあるでしょうが、おみやげ的な「ついでの楽しみ」を体験しながらだんだんと、段階的に近づいて行く感じもします。

思い返してみれば私も、合唱団に入る前年に市民文芸講座のオペラ講座、その2年前には唱歌童謡講座と、月1回のペースで1年づつ通いました。まさか、その時には合唱なんて、つゆとも考えがありません。

先生が講座の卒業生を指導されている合唱団がある。

存在は知っていましたが、とてもとても・・・という感じで、素人の自分には関係ないと思っていたくらいです。 
あとから俯瞰してみると繋がっていることが分かるんですが、その時には見えないんですね。でも、好きなことやってるうちに何となく繋がってくるんでしょうね。

オペラ講座を申し込んだ時は面白いエピソードがありました。興味はあったのですが、オペラなんて全然知らないし、さすがについていけないかもと躊躇したのですね。
申込みメールをスマホで入力してはみたものの、土日ちょっと間をあけて、月曜にまた考え直してみようかなと、保存ボタンを押そうとした直前に電話が鳴りました。

『どこにいるのー?』

母でした。温泉施設のお祭り会場で、中庭のステージに場所取りに行っていた母が、建物の中でメールをポチポチ打っていた私にしびれを切らせ、もう始まっちゃうよと電話を掛けてきたのです。すぐ行くからと電話を切ったら、すでにメール送信されていました(笑)偶然キリの良い文章で打ち終えていたのは奇跡的でした(笑)

でも、そのお陰で、いつもは50人くらい募集をする講座に、その年は初めてのオペラ講座ということで募集人数が15名と狭き門だったのですが、たまたま抽選に受かって運良く受講できたことがきっかけで合唱団に入るご縁をいただきました。

文芸講座は毎年5月から約1年間、月に1回の授業ですが、翌年2月に公開講座のミニコンサートが開催されます。
会場に常設されている100席くらいの小さなホールに、一般のお客様をお招きして発表会をするのです。

初めて受講した唱歌童謡は、自前の白いシャツに黒いスカートで歌いました。
次のオペラ講座の時には、講座の卒業生で合唱団の団員でもある方に、手作りの素敵なドレスをお借りして、本物のオペラ歌手みたいに素晴らしいステージを体験しました。

そして昨年12月、合唱団の初めての自主公演です。
こちらは面白いことに、私が入団した昨年3月には既に年間スケジュールに組まれていて、開催が決まっていたのですね。
準備ができたところに『はい、どーぞ♪』とタイミングよく用意されたかのようなステージでもありました。会場は、400席のホールでした。当日のようすは以下のnoteで少し紹介しています。

本番が近づくと、練習でも衣装を身につけて、本番と同じ立ち位置で列を組んで歌います。
団員は50代~70代の方々がほとんどですが、男性陣は皆さん、蝶ネクタイに黒い燕尾服。堂々と着こなしていらっしゃる姿が本当に素敵です。これは、一人ももれなく皆さんです。

女性陣も華やかな揃いの衣装を着て、お揃いのネックレスやイヤリングをつけて、ステージ用に綺麗にお化粧をしたりもして、歌を通じて日々の生活とはまったく異なる、非日常の世界に羽ばたいて行けるのです。

「皆さん方、お一人お一人をスターにして、ステージで輝かせることが私の仕事です」

本番前に先生が、そんなふうに仰って下さいました。
そういったことも若さの秘訣なんだろうなと思いますし、「近所の○○さんがステージに立っている」というのが、アマチュアの魅力のひとつでもあるのかな、という気がします。

手塚治虫さんの漫画の影響か私は、「死んだら宇宙のエネルギーになって、また地球に戻って来るんだ」と、そんな感覚が子どもの頃からありました。今でも自然に、死後の世界を宇宙的な繋がりとして認識している節があります。

しかし、なんと言っても、この世に生まれた以上、肉体は有限であるし、死ねば無くなる「この体」ですから、やりたいことは是非とも今生のうちに叶えたいなと思っています。

《 だれでも、自分特有の楽しさを追求しなくてはならない。これやってたら死んでもいいよというものが絶対に必要です。》

松村先生の仰る自分特有の楽しさ。それは、「この私」と「この人生」でなくては実現できないものに違いない。
合唱団に入った経緯を、鳥になった気持ちで大空から眺めてみると、そんなふうに思えて仕方ないのです。もしかしたら、その先にも、まだまだ道が拡がっているかも知れません。

死んでもいいと思えるくらいの好きなことって何なのか、今の私にはまだ見当もつきませんが、好きなことを楽しくやっているうちに、必ず辿り着ける気がします。

応援ありがとうございます✨自分なりの"いい歌詞"を探究して、これからも普遍性のあるメッセージを届けたいと思います。