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140字小説【ポッとするアナタ】

 ポットからお茶を注ごうとする旦那。しかし何度ポットを傾けても、お茶が出ない。
 しばらく様子を見守っていると、やがて旦那は「あっ」と声を漏らし、スイッチを押せば出ることに気づいた様子。
 ここでようやく私と目が合ったかと思ったら……

 ……とっさに顔をそむけた旦那の耳は真っ赤だった。

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