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呂布と家康


2023/05/22 月 22:01
呂布カルマさんて、スゴイ人なんだ。

あの、2022年から放映されている、ACジャパンの「寛容ラップ」がすごく話題になった人で、私は、最初はラジオで聴いていたんですが、その後、テレビの映像入りのCMを見て、あの悪そうな容貌の人が、何とディスりに警鐘を鳴らす役割を果たしているのを見て衝撃を受けました。

まさに、人を見かけだけで判断してはダメなのですね。

「論破なんてしないほうがいい、幼稚なんですよ」ひろゆきを言い負かしたラッパー・呂布カルマ(40)が「空前の論破ブーム」に警鐘を鳴らす理由

https://news.livedoor.com/lite/article_detail/24252178/

叩くより
称え合おう
イエーイ♫

さて、日曜日は、一般社団法人「いっぱい坂倶楽部」主催のサンデーアフタヌーンライブのこけら落としライブを無事に終えて、千葉の実家に帰宅したら、間もなく、『どうする家康』が始まりました。

ローマ人の信玄は、やつれ果てて、寂しそうでしたね。

松潤の家康は、三方ヶ原のトラウマから抜け出せずに傷心の日々を送っている心のスキマを狙って、

まさかのお万の方が誘惑

寸止め描写が続いて、一見誘惑を跳ね除けたのかと思ったら、あっという間に妊娠が判明しましたが、どれだけの月日が経ったのか。

ずるいぞ家康


いや、したたかな女性たちの生き様を描いたのはさすがでしたね。

***

過去のアーカイブス投稿記事より

4月18日 · 

先日の甲府に出掛けた際には、ホテルのテレビで、現在の「朝ドラ」の集中再放送で、『らんまん』を、初回放送から現在までの回を一気に観る機会があったのですが、

久し振りに男性が主人公の連続ドラマで、私の記憶では、NHKの創成期の技術者、高柳博士をモデルにした1980年代後半に放映された朝ドラ『凛々と』以来なのではないかと思っていますが、

(その後のご指摘で、数年前に放送された朝ドラ『エール』は、昭和の大作曲家、古関裕而さん(巨人の応援歌「闘魂込めて」や阪神の応援歌「六甲おろし(正式名称は、阪神タイガースの歌)」や「ああ栄冠は君に輝く」など、本人は野球に詳しくなかったそうだが“野球もの”の歌で有名)をモデルにしたそうで、最近は、男性を主人公にした朝ドラも増えてきたのですね。

そういえば、大河ドラマは、多くは男性が主人公の物語が多かったですが、時々女性を主人公のものもありましたね。ただ、朝ドラ=多くが女性を主人公=メインターゲットにする傾向があったのに対して、大河ドラマ=多くが男性を主人公にする=歴史好きは男性が多いという過去、歴女登場前の認識によるという棲み分けが、何となくされていたように感じましたね。最近はそういうのを取っ払おうとしているのかもしれませんが)

今回は、植物学者の牧野富太郎をモデルにしつつも、彼を取り巻く女性陣の生き様を描いていくことで、SDGsというかLGBTQにも繋がる意識付けを盛り込んでいますね。

それは、何かと視聴率の低さが指摘される大河ドラマ『どうする家康』(天下を獲ったにも関わらず権謀術数を駆使する狸親父としての印象が拭えず戦国武将の人気投票で下位に沈みがちで、また敗者の美学が好きな判官贔屓な日本人の嗜好性も影響していて同情を禁じえませんが)も同様で、

様々な決断を迫られる場面に否応なしに遭遇して優柔不断な態度を部下たちから責められながらも苦悩の決断を下す家康を主人公としつつも(結果論的にはそれが功を奏して天下獲りに繋がる運命となる訳ですが)、

同様に、ちょっと母性本能をくすぐるキャラクターとしての側面が強い松本潤(岡田准一“獅子王”信長に鷹狩りで狩られる“白兎”松潤のBL=ボーイズラブ的な展開)を叱咤激励して鼓舞しようとする、彼を取り巻く女性陣(その極致が、有村架純演じる正妻の瀬名で、いわば、“オレ=家康の嫁があんなにきれいな訳がない”を敢えて具現化させてみせていますが)をどのように描くかで、こちらにも同様な視点が盛り込まれているのを興味深く感じました。

どちらも長丁場の連続ドラマですが、

https://www.mag2.com/p/news/573306

それぞれの見せ場を今後どのように演出していくかに注目していきたいと思います。

#創作大賞2023

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