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1ミリたりとも妥協するな

サバイバル・ウェディングという小説がある。

2018年には波瑠、伊勢谷友介、吉沢亮などを
キャストにテレビドラマにもなっている
婚活に役立つノウハウを詰め込んだ恋愛小説です。

その中の一節で、
結婚するためには自分が妥協するしかないと話す
悩める婚活女子の主人公さやかがいるのですが、
そこに上司である宇佐美は一喝します。

1ミリたりとも妥協するな

というシーンがあります。

その後に続いて、コーチのブランド戦略を例に説きます。

COACHはポジショニングを変えたんだ。
COACHが徹底的に市場調査した結果、
20万円だったらラグジュアリーブランドを選ぶ。
5万〜8万のバッグを提供しているブランドが存在しない
というホワイトスペースに気付いた。
そこで、COACHは手の届く高級品にポジショニングを変え、
一気に幅広い層に愛されるブランドに発展を遂げたんだ。
つまり、COACHは勝てる戦場を選んで勝負をしてるんだ。
それともう一つ、顧客の声を聞いて商品に反映させたんだ。
現状に甘んじず常にマーケットのニーズに応え改革し続ける
ことこそがCOACHの戦略なんだ。

サバイバル・ウェディング

つまり、ホワイトスペースである市場を見つけて、
徹底的に顧客の要望に応える大事さを説いています。

詳しく説明すると、婚活であれば、自分の強みを知り、
相対的に活かせる市場を狙う。例えば、キャラにも
よりますが、5-10歳年齢が異なる人を狙ってみるなど。
また、婚活パーティを選ばず、趣味のサークルなど。

市場のプレイヤーが少ないスペース(年齢層など)、
市場のプレイヤーが活動しない場所(どこに良い人がいるか)など、
婚活には出来る事が多いなと感じると共に、

マーケティングの基礎であるポジショニングについても学べる
素敵なストーリーだったなと感心させられました。

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