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ほとんどの人はあなたのすごさに気がつかないわけ

学びを深め,俯瞰すると見えてくるものがある.


あなたのことを評価する人のほとんどは,

あなたのことを正しく評価することができない.

これには,いろんな理由がある.

そもそも人の印象というのは,第一印象でほとんどが決まり,

好感度は,共通点の量で決まる.

そして,能力の評価に関してはかなりテキトーになる.

だから,あなたの能力の評価など正しく行われるはずがないのだ.


これは,僕の体感だが,

100人があなたのことを評価するとなれば,

あなたの能力のすごさに気がつく人は2〜5人くらいしかいないと思う.
それらの人は,あなたのすごい能力に関して知識を持っている人がほとんどだろう.

そして,100人のうち40人は,単にお世辞であなたのことをすごいという人だ.
あなたの何がすごいかはわからないが,頑張っているのは伝わるので,なんとなく褒めるのだ.

そして,100人のうちの残りの人は,そもそもあなたに興味はなく,
ただ人を評価することで気持ちよくなりたい人だ.
あなたの能力を正しく評価するつもりは毛頭ない.

やや極端だが,こんな感じだろうか.


自分の話で恐縮だが,短期間で,ルービックキューブやプログラミングの技能を習得し,それをしばしば披露することがあったときの話を例にあげる.

まず,多くの人(体感では8〜9割)は,「すごい」系の褒め言葉で終了する.それがどうすごいのかを分析することなく,ただすごいと言って終わりだ.「よくわからないけどすごい」,あるいは「よくわからないからすごい」という思考を働かせて終了する.

これは考えてみれば当たり前の現象だ.

それは,素人の僕の美術館を訪れたときの感想が,「めっちゃよかった」というのと同じだろう.

つまり,相応の評価がほしいなら,それに関する知識を持っている人でないと難しいということだ.

特にプログラミングの成果を人に見せても,リアクションはかなり薄い.

それが,どんな仕組みで動いているのかを知らないからだ.

僕が,知識なしでもすごさがわかるように誘導した場合にのみリアクションは大きくなることも検証できた.

ただ成果だけを見せて評価してくれというのは,非常に不利であることもわかる.

だから,それがどんな技能で,どうすごいのかを理解できる人は,それに関しての知識(抽象的なものも含む)がある人だ.

しかし,別の観点から考察すると,そのような専門知識がなくても,すごさが理解できる人がいることがわかる.

それは,新しい概念を学ぶことのすごさを知っている人だ.

新しい概念を学ぶことのすごさを心得ている人であれば,専門的な知識を持っていなくても,そのすごさを理解して評価するだろう.

そしてそのすごさを分析するはずだ.

ということで,ほとんどの人が,新しい概念を学ぶことが少ないことを表していることにもなる...


そんなことを考えながら日々コミュニケーションをしている人は,どれくらいいるのだろうかを知りたいな.


ちょっと一貫性のない文章になってしまいましたが,最後まで読んでいただきありがとうございます!

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