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生活保護を受給していた頃に書いた記事

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やはり生活保護を受給していた頃と、廃止した今とでは、大きな区切りがあるなと思ったので、マガジンでひとまとめにしておくことにしました。
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記事一覧

バターロール

まだ残暑が続いている。20分ほど歩けば、半袖でもうっすらと汗がにじむ。 うつが再発した。か…

まっさ
2年前
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勝ち組

札幌駅前のビックカメラで恋人と待ち合わす。彼女は今新しい職場を探している。今日はその面…

まっさ
2年前
1

絶望ではなく達観

本当にうつ病が楽になった。先月までは1日3時間ほどしか、まともに動き回れなかったが、最近は…

まっさ
2年前
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生活費や治療費を公金(生活保護)で賄いながら、ボランティア活動に勤しむ

「いのちの電話」の相談員しかやりたいことがないとも言えるし、このような自分を「いのちの電…

まっさ
2年前
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こんな自分でも社会貢献ができるなら、と献血ルームを覗いたが、うつ病の薬を飲んでいると提供不可らしい。残念だ。

参考
https://www.bs.jrc.or.jp/csk/kochi/donation/m2_02_02_medicine.html

まっさ
2年前
5

最近の進歩は、「あぁ今日はもう、脳の電池が切れたな」と自覚できるようになったことです。ざっくり、6〜8時間くらいで切れます。電池が切れたら、今日やろうと思っていたことも取りやめて、ぐったり休むようにしています。以前はこれができず、限界まで動いていました。

まっさ
2年前
6

“親ガチャ”には興味がない

“親ガチャ”には興味がない。最近よく目にする、遺伝子により先天的に人格や身体能力が決定づけられる説についても、知見として一定の価値や説得力を認めるが、自らの幸福にどこまで影響を与えているのかというと、左程のものは感じない。 言うまでもなく、幸福は自己の主観が全てだから、他者の親や家庭環境と比較したところで、だからどうしたのか、という話で終わりである。少なくとも40年以上生きてきて、“人生”において、自分の努力や働きかけでコントロールできた範囲に関しては、それなりに満足してい

私を裏切らないもの

「ご飯は私を裏切らない」というマンガがある。中卒の29歳の女性が、底辺労働をこなしながらシ…

まっさ
2年前
7

セロトニン、恐るべし

うつ病からくる倦怠感やメランコリックな感情が、モノを書いたりシャープな意見を表明するのに…

まっさ
2年前
7

「がんばれ」は消失した

「がんばれ」という言葉が消えてしまったのは、私の周辺だけだろうか。それとも、世間に流通す…

まっさ
2年前
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“損得で動ける人”は徳が高い

“損得で動ける人”に尊敬、あるいは羨望の眼差しを向けている。文章で表現することが難しいニ…

まっさ
2年前
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良い物件を探し当てる

18歳で上京して以来、人生10度目の引っ越しが終わった。引っ越しは、何度やっても良いものだ。…

まっさ
2年前
7

店で出されたマッサマンカレー

他の人が「苦手だ」「難しい」と顔をしかめることが、自分にとってはいとも簡単に感じることが…

まっさ
2年前
2

自閉スペクトラム症が書き加えられていた

障害者手帳と自立支援医療受給者証の更新のために、かかりつけ医から診断書を出してもらった。するといつの間にか、従たる精神障害の欄に自閉スペクトラム症が書き加えられていた。 たしか自閉スペクトラム症(ASD)に関しては、いわゆるグレーゾーン判定で、診断書などは出せないと言われていたはずだから、なんだか不思議な気持ちになっていた。 “従たる精神障害”とは何かを、さらっと検索してみたが、素人の自分には、“主たる”それと何が違うのかうまく理解できなかった。何はさておき、晴れて私も正