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介護日記2#11 訪問診療

約8ヶ月近く入退院を繰り返した母の退院の日程が決まった時、今後どの様な生活をするのか、とても迷った。

入院の様子はよろしければこちらをお読み下さい。



在宅、老健、特養、ショートステイなど様々なサービスを考える事になる。先ずは老健でと考えたのだが主治医から「1度老健に入ったら、なかなか在宅には戻れない事が多いから1度自宅に帰ってみてはどうか」との意見が。

そんな事を言われても…。

自信がなかった。以前から担当してもらっているケアマネジャーに相談した。

ちょうど開業する予定の看護小規模多機能を紹介して貰いサービスを利用する事になった。


入院してから約8ヶ月間、ほとんど母と会えていなかった。

どの病院もそうだと思うが、コロナ禍での入院でほとんど面会が出来なかった。

退院後すぐ自宅で看ることが不安だった為、暫く泊まりのサービスを利用し私が毎日様子を見に行っていた。徐々に家での生活のイメージが出来て母を自宅で介護する日程を決め介護生活が始まる。

介護5の母は、泊まり・デイサービス・訪問看護などのサービスを日替わりで利用して日々すごしている。

とても助かっている。


以前は介護1。ほぼ毎日デイサービスを利用していた。

私が泊まりがけで帰省した時にショートステイを利用した程度。

また内科・脳神経外科・眼科・整形外科・歯科に私が付き添ってなんとか通院していた。

さすがに通院は大変。

退院してからは訪問診療を選択。

幾つかの選択肢の中から近隣の在宅医療専門のクリニックに依頼する事となる。

認知症に詳しい医師が良いのかもと思ったが、巡りあったこのご縁を信じた。

初回から訪問時には母に大きな声で挨拶をしてくれる。

それから約半年。とても信頼出来る医師だと思っている。

訪問診療のシステムである、困った時は何時でも…24時間対応。とても有難い。


先日の事。

この1ヶ月様子をみていたがやはり徐脈が気になるとの事。

アムロジピンを約3年服薬しているが、その薬の副作用かもしれないそうだ。

母はよくうつらうつらしているが、レビー小体型認知症だけでなく、アムロジピンの副作用かもしれない。

私の意見も聞いてくれた。

薬の過剰反応が出ることが考えられるので余り変えたくない。このままではダメなのかと尋ねてみる。

暫く考えておられたが、「変更せずもう少しこのまま様子をみましょう」と保留する事になった。

その日から約1ヶ月経つ。

徐脈は変わらず続いているそうだ。

一旦アムロジピンを中止してみたいと先生からの提案。

もともと以前別のクリニックに通院していた時に処方されるようになりそのまま継続していたので、中止する事で血圧の変動がどの位みられるのか、徐脈が改善されるのかなど確認したいとの事。

自宅と看護小規模多機能で体調を確認していくことになった。

看護小規模多機能は看護師が常に何人も在籍しているので安心してみて貰える。

経過観察が始まる。

何事も無く落ち着いてくれる事を祈る。

そして関わって下さる全ての皆様に感謝したい。

ありがとうございます。


読んで頂きありがとうございます。 少しでも何かお役にたてれば嬉しく思います。読んで頂いている事は私の日々の生活の励みになっています。

今日も明日も良いことがありますように