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「低栄養=低アルブミン」という誤った考え方を正すために読む記事


アルブミン値の変動 = 栄養状態の変動

こう考えているのはもはや日本だけかもしれません

2023/10/31 更新
表現の方法などを修正しています。主旨は変わっていません。
 
2023/6/20 更新
「②アルブミンについて-3.栄養評価指標としての限界」において、血管透過性の亢進による血管→間質へのアルブミン流出を一般的すぎて書くまでもないかと省いておりましたが、ご助言もいただいて追記しました。すでにご存知の方は読み直さなくても大丈夫です。いつもありがとうございます。



はじめに


これは利用者・患者に携わるすべての人に向けて書いた記事です。
管理栄養士のみを対象とした記事ではなく、むしろ医師や看護師、薬剤師、リハビリの人たちにも必ず知っておいていただきたい内容です。


「炎症や希釈を考慮するんでしょ?」と思っている管理栄養士の皆さんもいるかと思いますが、現在は完全に誤った認識です。
自分の知識が正しいと思ったまま、知識をアップデートをしないことが一番危険です。


こんな人たち向け

・タイトルを読んで「それ自分だ!」と思った人
・患者の栄養状態をアルブミン値で評価している施設・医療従事者
・アルブミンは低栄養の指標だと教科書で習った学生さんや新卒さん
・低栄養を基本から全て知りたい人


こんな記事です

 栄養不良の研究をしている急性期病院の管理栄養士が、各職種の低栄養の認識やアルブミンの捉え方、アルブミンの解説、本当の低栄養の定義など、国内外のガイドラインや論文を踏まえながらすべてをお伝えする約15,000字と25のガイドラインや論文、引用ページを用いた記事です。これを読めば誤解がなくなった上で、低栄養が何たるかを隅々まで理解することができ、世界標準の栄養の知識を明日からの業務に活かすことができます。


なぜ有料なのか

元々は無料公開のつもりでした。
しかし、良い記事を書くために有料論文やガイドラインを購入して随所に引用していった結果、執筆にとんでもなくお金がかかってしまいました(論文と同様に参考文献としての引用ですので著作権等の侵害はありません)。ご存知の方も多いと思いますが有料の論文は1本40~50ドル(5500~7000円)します。ガイドラインも有料のものは4000円以上はします。

それらの論文やガイドラインを購入して読むよりは、低栄養にしぼって丁寧にまとめてありますので圧倒的にお得かと思います。


購入者特典あり!→終了しました

ご購入いただいた方には、続編である「それぞれの栄養評価ツールの扱いと多職種連携について」(通常購入2,000円)をプレゼントいたします。なお、プレゼント配布は6月中を予定しております。

低栄養についてを基本編とするならば、これは実臨床ですぐに使える応用編になります。

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この記事を読んで本当の低栄養について知りましょう。

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