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みけのたまこ、経歴を暴露。

 はじめまして、この場所。はじめまして、この記事を見てくれた方。

 昔、といっても私が中学生の頃ですが、アメーバピグが爆流行りした時期がありまして、その時は何もないところに自分の話を書くことに抵抗感などなかったのですが、いざこうしてみると気恥ずかしいものがありますね(笑)。なんでだろう? 今思えば、クラス替えの際の自己紹介も苦手でした。逆に得意なひとなんて、クラスに五人も居たら、「ああ、この先、一年は明るい感じでクラス行事とかやることになるんやろな~」とか思っていたような……。日本人(私は生粋の東北サラブレッドですが、育ちは横浜)の気質的には、基本、謙虚で恥ずかしがりやなイメージがありますから、大勢の前で自分のことを語るなんて、そこまで向いていないのかもしれません。だったら、なんで今、これ書いてんだよって話なのですが、なんだかんだで自分の話を誰かが聞いてくれることが好きでもあるんですよ。面倒だな、人間って。やっぱ嘘をつくことで発展してきた生物だから、矛盾が大好きなのかも。私だけか? 分かりませんが(笑)。

 何はともあれ、自己紹介を書くのが手っ取り早いですね。

みけのたまこです!!

 主張が激しい字面だな。内心、笑ってしまうのですが、それが私の名前です。もちろん本名は別にあり、ペンネームです(当たり前)。ですが、世の中は案外広いもので、現実にありえんのかい?! というお名前の方もいらっしゃいますよね。「三毛野」さんとかは、もしかしたらいるかもしれない……。

 プロフ画像でなんとなく察しがつくと思いますが、猫です。はい。「ミケ」猫の「たまこ」ちゃん、というイメージでつけました。「たま」というのは、私の本名を別の読み方にしたものです。あと、猫って聞くと、やっぱり「たま」かな~と。サザエさんのたまもそうですよね。ザ・お猫様という感じがします。しかし、あのたまは男の子なんですよね。「たま」って響きはどちらかというと女性的かなと思うのですが、意外と中性的なのかな。どっちでもいいか、男でも女でも可愛いもんね。

小説家になりてえ、子ども時代

 トップの紹介にも書いておりますが、このペンネームは所属している文芸創作サークルで主に使用しています。というか、そこで活動するためだけに考えた名前です(もう名前の話いいか……)。

 大学で創作の授業やゼミをとっていた関係で、卒業後も発表の場を持ちたいと思ったことから参加しています。なんか、面接してるみたいな文になりましたが、そう言うしかない(笑)。

 小学四年生くらいの時に児童向けのシリーズ冒険小説を読んで、その時から「小説家になりてえ」と思っていました。それから三年間は、オリジナル作品を大学ノートに何冊も書いたり、小説好きの友達と交換小説をしたりしました。中学生になり、ブログを始めたのでそこでも短編や中編小説を勝手に連載して……高校生の頃は少し離れてしまいましたが、大学進学を決めた際に「やっぱやるなら文学だな」と、当たり前のようにそちらの道へ進みました。

 もともと、両親が極度のゲーマー(公園にお散歩へ行こうと誘っても基本、聞いていないくらいにはゲームしてた)で、特に母はテレビっ子でもあったので、家には映画やアニメを録画したビデオテープが大量に保管してありました。私と妹は、それを日課のごとく観て過ごす幼少期でした。子どもって、自分が好きなことや興味のあることに対しては、大人顔負けの知識や技術を身につけていたりして、ときどき驚くことがありますが、私は物心ついた頃には自分でビデオデッキをセットして、録画とかしてました。今になってはちょっとやべえかもと思うのですが、まあ、そういう子どもの特技のうちだったのかもしれません。

 そんな幼い私がハマったのは、ジブリ作品。名監督宮崎駿にまんまと心を奪われ、来る日も来る日も映画を観ていました。その中でも特別だったのは、「魔女の宅急便」です。オープニングの、原っぱの上で寝そべるキキが、真っ赤なラジオから流れるお天気情報で独り立ちを決める場面。真似して、畳の上で寝そべってました。家へ走って向かうキキも、両親や友人に別れを告げて意気揚々と夜の空をほうきで飛ぶキキも、全部真似して、「わいは将来、魔女になるんや!(誰)」と思っていました。夢見がちな少女は、いつしか自分でもそんな夢の世界をつくりたくなったのかもしれません。

 本来は、絵を描くのが好きで、漫画家やイラストレーターになりたいと思うこともありましたが、やっぱり小説に帰ってくるんだな、これが。大学で学びたかったのは、文章を書くことでしたね。もちろん今でも映画やドラマはたくさん観ます。でも、ジャンルは変わりました。アニメとかよりは、韓国ドラマや海外の映画とか、洋画をめちゃくちゃ観るようになりました。字幕が大好きです。ちなみに、韓国の女優だとチャン・ナラ、ハリウッドだとドリュー・バリモアが好きです。笑顔がチャーミングすぎる。あんなキラキラの瞳で微笑まれたら、惚れるしかない。機会があったら、映画の感想とか書こうかな。どうでしょう?

地味に演劇とか声優とか勉強してた、謎の十代

 自己紹介なので、どうしても経歴になってしまいますが、自分を語る上でこれは避けられない事実兼思い出なので、少しつけておこうと思います。

 小説から離れていた高校時代、声優を志望していました。現代の若者には人気の職業だと思います。いやー、ありがち、と言われてもこれはそれなーと思います(笑)。

 誰しも人生において、挫折や黒歴史が存在しますが、私の大きなポイントは中学時代の部活内いじめでした。それ以外にも、顧問の先生と合わないとか、そもそも部活が合ってない、親が闘病中な上に家庭内別居状態という、さまざまな要因があり、私の中学時代は暗黒に包まれていたのです。そこで差した唯一の希望がアニメや声優のキラキラとした世界(実際、体験すると途方もない努力と挫折が待っているのですが、この時は何も分かっていない……)。素直に、心を救われました。毎日毎日つらくて、生きているのも嫌で、不登校になったりもしましたが、声優という存在が私を支えてくれました。

 だからですかね、自分もその場所で一緒に楽しく生きていきたいと思ったんです。高校進学後は、演劇部に入り(そこもまた、先輩部員がいろいろあって、私は一年生で部長という悲惨な状態になりました)、二年生からは声優の養成所にも通っていました。大学一年生まで勉強して、挫折ののち、物書きへ戻ってくるのですが、今思うと、真面目に壮絶な時期でした。恋愛すらできなかったな。もっと遊んでおけばよかったと思います。

 世の中には、私よりも壮絶な人生を経験した方だっているのに、自分の心がうつむいている時は、何も聞こえないし見えないんですよね。最初は楽しいから入った世界も、だんだんと現実に押しつぶされてしまう。本当に、第一線で活躍されている声優さんは、すごいです。尊敬します。語彙力を失うくらいすごい。だからこそ、誰かの光になれるのでしょうね。本当に、私の生きるための光でした。

 もしよかったら、書いてみてもいいですね。私が養成所に通ってた頃のこととか。でも、数年も前ですしコロナのこともあって、状況は変わってしまっているかも。面白く書けるといいな。

これからのみけの情報

 そんなこんなで、いろいろと私のことをお話してきましたが、少し情報過多でしたね。混乱させてしまったら、申し訳ないです。

 現在も小説家志望なのは変わらず、創作活動をしながら、教育関係の仕事をしています。もしかしたら、来年、大きなことを任されるかもしれない状態にあり、「大丈夫かな、自分」と思うのですが、まあこれだけの人生乗り越えてきたんだから大丈夫か。今はお金を稼いで、自分を磨いて、毎日を幸せな気持ちでいられればいいです。

 ところで、わが文芸創作ほしのたねは、毎年、春と秋に開催される「文学フリマ 東京」に参加しているのですが、今月末【11月23日(火・祝)】にて出展予定です! 正式なお知らせは少し先になりそうですが、開催前の期間はTwitterで特集ページの見どころなどをお届けできると思います。他にも、同じサークルメンバーが参加している別の団体も出展される予定ですので、とっても期待大です。読む専の方も、書く専の方も、両方の方も(笑)、みんなで文学を楽しめるイベントです。私も新作小説や特集記事を書いておりますので、お立ち寄りの際は、いつもすてきな表紙(イラストレーターのじん吉さんが描いてくださってます!)だけでも見て行ってください!

 ちなみに、ほしのたねのホームページなどあります。

 noteでは、私のコラムやつぶやき、短編小説など、定期的に更新していこうと思っています。熱しやすく冷めやすい、ちょっぴり頼りないやつではありますが、なにとぞ! みけのをよろしくお願いします。

 みなさまにすてきな日々があらんことを。 みけの

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