『15歳のコーヒー屋さん〜発達障害のぼくができることからぼくにしかできないことへ』を小4次男が読みました(おすすめです)
発達障害に関する本は、本当にたくさん読みました。
(なぜ読んでいたのか、詳しく書けず、申し訳ありません)
「リビングにホワイトボードを置き、今日の予定を視覚化する」
など、今でも実践している、役立つ情報もたくさん得られたけど、
「こういう本が読みたかった!!心の支えになった!役立った!」と心から思えるような本にはあまり出会えなかった、というのがいろいろ試行錯誤してきた私の個人的で正直な感想です。
そのなかで印象に残っている本はこの2冊です。
偶然ですが、2冊ともハウツー系ではなく、発達障害を持つ人の自叙伝です。岩野さんは天才的な嗅覚や芸術性がコーヒーの焙煎に活かされており、栗原さんも恵まれた外見や独特の優れた感性があって俳優やモデルをされています。
「たまたま才能や外見に恵まれていた人たち」とも言えるのかもしれませんが、なんか心にしみたんですよね。
2冊とも、本の構成は、ご本人の語りを中心に、各章の合間に、お父さんやお母さんのコラムが挟まれています。たぶん、そのお父さんお母さんのコラムにグッときたのだと思います。
1、『15歳のコーヒー屋さん 発達障害のぼくができることから ぼくにしかできないことへ』
2、『発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由』
私が読んだのは、だいぶ以前のことですが、
つい最近、小4の次男が『15歳のコーヒー屋さん』をすごいスピードで読破したんです。
で、小学生が好んで読む本じゃないと思ってたので驚いて
「普段本を読まないのに、どこが面白くて、こんなに早く読んだの?」
と聞いたところ、
「なんとなく。いろんな人生があるんだな〜、と思った。」
とのことでした。発達障害にも、コーヒーにも、学校に行けないことにも、若くして自分のお店を始めたことにも特別に興味はないそうです。
この2冊は、小学生でも読めるなら、ぜひみんなにおすすめしたいなと思い、ずっとブックガイドに書こうと思っているのですが、冒頭に書いたとおり、細かい経緯を書けないため、なんて書こうか迷ったまま時間が過ぎています。。
発達障害があってもなくても、普通に読めて、考えさせられる本だと思います。
2022年2月8日追記
結局、ブックガイドしました。よかったら、こちらも読んでください。
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