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モラハラ加害者は変わらない。けれど変えられるものもある。

こんにちは。ねこねこです。

モラハラ加害者と離れるか・離れないか悩んでいるとき、「あの人がもう少し変わってくれたら…」という気持ちを抱くことがあると思います。

けれど、ネットで検索してみても、本を読んでみても、カウンセラーに相談してみても、大抵答えは同じで「モラハラ加害者は変わらない」という事実に行きつきます。

ズーン...という感じですよね。

けど、わかっていても、

わかってはいるけれど・・・
変わらないかな・・・
少しでいいから・・

という望みを簡単に捨てることは出来ませんよね。

残念な事実

だけど、やっぱりモラハラ加害者は基本的に「変わりません」

なぜかというと、自分の行動や言動は「正しい」と思っているし、それで特に困っていないからです。

問題意識が無いのに何かを変える必要はないので、当たり前のように、彼らは彼らのまま人生を送ります。

一方で、被害者の方は今の状態が「苦しい」と感じているし、とても困っています。

なので、問題意識をめちゃくちゃ持っている状態です。

基本的に変わることが出来るのは「問題意識を持っている側」です。

モラハラ関係で言うと、それは大抵被害者になりますね。

モラハラ関係のなかで変えられるもの

人間関係というのは、人と人とがダイレクトに交差しているものではなくて、間に関係性という要素が入ります。

こんな感じです。

関係性

人は、それぞれ考え方や価値観を持っていて、それをもとに発言や行動をします。

そして、その発言や行動をもとに、他人との関係性が構築されていきます。

人を変えたいと思うのは、その人が持つ考え方や価値観そのものを変えようとすることです。

考え方や価値観というのは、長い人生をかけて培ってきたものなので、そうそう他人が変えられるものではありません。

でも、関係性はどうでしょう?

関係性は半分はあなたが影響しているものなので、半分あなたがコントロールできます。

なので、「モラハラ加害者が変われば・・・」というのは厳しくても、「モラハラ加害者との関係性を変える」というのは、あなた次第で叶えられる場合があります。

関係性に注目

先ほどの図をもっと詳細にしてみるとこんな感じです。

考え方2

あなたは辛い辛いモラハラ被害に合っていて、モラハラ被害者が変わってくれたら助かると思っていました。

それが今までのあなたの考えです。

まずはそこを、「モラハラ加害者が変わってくれたら」ではなく、「自分とモラハラ加害者との関係性を変えられたら」に変えてみます。

そうすると、もともと「相手が変わってくれたら」と思っていた頃と、取るべき行動が変わってきますし、発言も変わってくるはずです。

「関係性を変える」となると、あなたは自分の感情よりももっと戦略を優先して加害者との関係を考えていくことになります。

仕事のように、目的を達成するために、コツコツと。モラハラ加害者本人ではなく関係性にフォーカスして日々を送って、それを変えていくのです。

あなたと加害者の関係は一朝一夕で築かれたものではないと思います。

なので、「関係性を変えよう!」とあなたが意識してすぐに変わることは無いかもしれません。

しかし、あなたが真っすぐに関係性だけにフォーカスして、コツコツと言動や行動を変えていけば、そう遠くない将来、結果は出るはずです。

モラハラ加害者が変わったら...という考えが頭をよぎったら、加害者自体ではなく関係性に注目してみてくださいね。

今日も一日お疲れさまでした。

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