見出し画像

書評:『わが息子よ、君はどう生きるか』

もうこうなったら何個でも書いてしまおうと言うわけです。きっとこんなに多くの記事を書く日は人生で今日くらいだと思います。むしろ今日で最後にしたい(切実)。

改めて本棚を見返したら途中まで読んだやつが何冊もあって、併読の弊害?に気づきました。やっぱり片手に収まるくらいにしておかないと、次から次に手を出すのはあまり良くないですね。反省反省。


こちらもひとつ前の記事と同じように、いつかの機会にタイトルが目に触れ、気になってメモしておいた本です。図書館のオンライン予約システムより取り寄せました。(超便利!人気の本でも待てばいつか読めるのです)


どうやら近年新しいものが出ているよう。確か本屋のビジネス書の話題本のとこにあった気がします。


イギリス人の著者チェスター・フィールドが自身の息子にあてて書いた「人生の教科書」のようなもの。(びっくりなんですが、取り寄せて届いたのが4週間前、その後にヨコタくんから『苦しかったときの話をしようか』を借りたわけです。両方親から子に宛てて書かれたやつ。タイミング、、ぴったりすぎて、、。)

こちらは仕事の話はあまりなく、人として生きていくための色々なヒント、例えば社会に出る前にやっておくべきこと、人付き合いの仕方や振る舞い、見習うべきことなど、ありとあらゆる事柄について触れられています。

特に印象深かったのは旅行の仕方。ただ名所に行って写真を撮って満足してしまわないこと。その土地の歴史や文化、暮らし方など、もっと踏み込んで体感する。内情に詳しい人に案内してもらったり、自分なりに本や冊子で知ること。

ここの部分は、日頃歴史を学ばずに呑気にぶらっと旅してしまう私にとってはとっても耳が痛い話だった!笑

でも、自分の故郷はもとより、歴史的な背景を知っている人と知っていない人では人間として厚みが出るなと思いました。「今」はこれまで誰かが丁寧に作り上げてきた「今」の延長なのであって、過去も同様に敬意を込めて知るべきだな、と。

まだまだ触れたい部分は山ほどあるのですが、もはや多すぎて何も書けない。だからこの本は後日買って、(ヨコタくんのように)しっかりマーカーで線をひいたり、気になる事柄を振り返って書き留めたりして、マイバイブルに入れようと思います。

人生の指針、人間としての指針、ってやっぱり必要だと思うんです、でも合う合わないがあるので、バイブルにならないやつもあるのですが、これは入れたいと思います。

ちなみにマイバイブルは他にこの2つがあります。


『媚びない人生』は、最近は読み返していませんが、例の就活事件の後に何回も何回も読んで勇気をもらっていました。

『アルケミスト』は友人にもらったのですが、錬金術師との会話でハッとさせられる部分があり、これからも何度も読みたい本です。


ついつい余談が多くなってしまいますね。

でもこうして色んな感情を共有できることが嬉しいです。話が合うなと思ったら、コメントやDMしてください。

本気で人生について語れる友、常日頃より欲しておりますので。


ではでは、そろそろ自分の仕事に取り掛からなければなりません。

なんせ2月。確定申告とやらが迫ってきております。


今週もあと少し、あったかくして乗り越えましょう!


今日のnegoto 「仕事をすると言ったはいいもののやる気は何処」


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?