見出し画像

道民のコンビニと言えば?それは…

皆さまお元気でしょうか?
ここ最近は週末を中心に天候不順に加え気温変化にもやられています。
ただ、幸いにも風邪を引いていないのが救いです。

只今北海道は絶賛緊急事態宣言中につき、夜の8時を過ぎると繁華街の消灯ですっかり元気が無くなっています。
唯一コンビニの照明はいつものように付いており、きっと助かっている人は多いのではと感じる次第です。

さて、コンビニと言えば、道民なら必ずお世話になっているのが
”セイコーマート”
最近は首都圏に進出し、全国的にも認知された北海道のコンビニです。
そして、大手のコンビニには無い特徴が有ります。

そこで今回の記事はセイコーマート(以下セコマとします)についての考察です。

買い物の仕方の移り変わり

ちょいと昔話にお付き合い下さい。
セコマについて今思えば、私が小学高学年から中学生の頃には認知していたのかと思います。

その当時(昭和50年代初めの頃を差します)まだコンビニはなく、買い物と言えば、もっぱら雑貨店だったり、個人の酒屋などの小売店でした。
私が住んでいた地区は、いわゆる新興住宅地でまだ個人店が数件ある程度。近所には商店街は無く、買い物にはバスに乗って数キロ先の商店街(子供の頃は町に行くと言っていたような)に行って買い物をする時代でした。

時代の変遷と共に個人店が次々と廃業したり、生き残りを掛けてコンビニ化する店舗がちらほら出て来ました。
また、生協や西友などの大型スーパーも進出し始めた頃でも有りました。子供ながらに、それまでの個人店の品揃えとは明らかに違う訳で、生鮮、加工食料品、総菜、お菓子や飲み物、また昔から在ったお米屋や酒屋もスーパーに飲み込まれる時代になっており、子供ながらに圧倒的な商品数に目を奪われていました。

中学から高校になる頃には、個人店は更に加速度を増して、どんどん姿を変えてコンビニ化になっていき、ライフスタイルの変化も大幅に変わって行きます。
コンビニの存在は”いつも開いている便利なお店”として益々利用するようになっていきました。

次にセコマの特徴を書いていきますね。

ホットシェフ

今ではメジャーになったサービスですが、これはいわゆる店内調理でお弁当や総菜などを提供するものです。私見ですが、この取り組みは大手チェーンのサービスよりもセコマはかなり早い段階で始めていたのだと思います。

ここで店内調理で有名なものの紹介
豚丼(こちらは十勝地区で有名な丼物)
かつ丼(かつやが来る前はよく食べていました)
おにぎり(ここのおにぎりは食べ応え満点!変わった具材に松前漬けやザンギなど新作増殖中😁)
フライドチキン(なぜかザンギではないのですが…唐揚げですでもおいしい😋)

イートインスペースなどもある店舗ではよく食べています。
(昨今なかなか利用出来ずにいます…😣)

スイーツ

今でこそセブンなど大手チェーンのPBの売り上げ上位を占めるアイテムがですが、セコマはやはりお菓子大国の流れでしょうか、特に和菓子は人気が有りまして美味しいですよ。


①まんじゅう
②どら焼き
③餅菓子

あんこに力を入れており、十勝産でかつお菓子だけの自社工場を持っていることに強み有りです)
そして、人気が有るのがソフトクリームです。
こちらは道北のサロベツ産生乳使用したもので、もちろん、原料である牛乳は言うまでもなく、1リットル紙パック牛乳が有り、セコマオリジナルPBとして商品が鎮座し、ヨーグルトをはじめとした乳製品も数多く有ります。
ソフトクリームは定番商品から、期間限定商品まで揃えられ、今年はどんなフレーバーが店頭に並ぶか今から楽しみです。

道民に根差し支持されている訳

最後にこの理由について、もちろん大手のコンビニも上記の様な戦略を取っていると思いますが、セコマについて個人的に思うポイントとして

①道内は広く、例えへき地と呼ばれている地区にも店舗が有ること
②営業時間が柔軟的である
(23時で閉まるお店、朝6時から始めるお店、地域に沿った営業スタイル)
③2018年【平成30年9月6日】に起こった北海道胆振東部地震でいち早くお店を開き、停電下にも関わらず自家発電を駆使して、先程紹介したホットシェフを稼働させるなど、これまでに経験した災害の教訓から店舗運営を実践
④①に通じますが、今では当たり前の様な取り組みである地元密着主義
(スーパーなど無い地域には野菜、肉、魚などコンビニには余り取り扱わない商品を揃える)
⑤PBブランド力や元々お酒に強いことから、ワインなど海外のお酒を安く消費者に提供し続けている
⑥時間限定セール(いわゆる閉店間際の値引き。今では当たり前の様に、スーパーなどで行っていることをコンビニでも取り入れ、食品ロス解消にも貢献しています。
そして、私もちょくちょくお世話になっています😄)

後これ知らなかったのですが、調べてみると以下のことが載っていました。

1971年8月 - 北海道札幌市の丸ヨ西尾セイコーマート1号店を札幌市北区に開店した。セイコーマートはこれを日本で最初の本格的コンビニエンスストアとしている。

ウィキペディアより


道民気質として
”新しもの好きだが、すぐ飽きる”
そんな傾向が有ります😅
そんな中、しっかりしたマーケティングの研究や地道な経営を通して、今なお、新たな挑戦を繰り返す姿は個人的にも見倣いたく思います。

どんなことも初めの一歩から始まります。
この記事を書きながら、改めて自分のこれからの在り方や実践につなげたく思うのでした。



現状について
2021年(令和3年)3月末現在1170店舗となり、国内のコンビニでは北海道内では1位の店舗数、全国では第7位の店舗数。
(北海道1078店、関東地区92店)
そして、今年で50年目う~ん凄いです😆



従来店(元個人店が新たに始めた店舗がこの様式として多いです)

最近目にする店舗(新たな方が始められたと思います)

高速野幌PA店(この他にも病院内や大学構内などにも有ります)
いずれもウィキペディアより

まとめ

北海道には他の大手のコンビニがセコマの牙城を崩そうと日夜切磋琢磨しているようです。
ただ、そんな戦略を真っ向から受け止めて今日も営業しています。

外食産業を含め本州由来の企業が多い北海道。地場産業がなかなか育たない時代の中で、どっしりと根を張る企業の成長は日々の地道な積み重ねだと感じます。

顧客が”何を求め、何を欲している?”
当たり前なことであるが、ニーズを取り込み、時代に沿った柔軟な取り組み
が人々に愛され継続出来る秘訣だと思う


私も個人のブランデング力を向上させるべく、note自分のブログ
に、この要点を今後もっと多く取り入れながら続けていこうと思います。

記事書いていたらお腹が空きました…🤤

今回はここまでです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

次の記事で会いましょう。

サポートしていただける方へ、大変ありがたく思います。今後の創作、記事への執筆活動の励みと勇気を頂けると思いますので、よろしくお願いします🎵