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気づいたら鬱でした。〜9年間の無自覚鬱から克服した話〜


「重度の鬱ですね…」


そう診断が下されたのは5〜6年前の話。


当時わたしは29歳。


小学生と保育園児の子ども2人を育てながら
フルタイムで朝9時〜18時まで
正社員として働くワーママでした。


ある日、心療内科にて
精神状態がかなり深刻だと告げられた。

わたしが鬱??

うーん。たしかにちょっと
元々メンヘラっぽい性格ではあった。

だから

「え、この状態はもうずっとだし、
 むしろこれが私のデフォルトなんですけど…」


そう医者に伝えると

「ずっとお辛かったですね。」と。


つまり、いつから鬱だったのかもわからないほどに
ずっと鬱だったということでした。


それが、私と鬱との出会い?です。



このnoteは、

・知り合いやパートナーが鬱かもしれない or すでに鬱
・自分ももしかしたら鬱かもしれない
・鬱についての予備知識として知っておきたい
・鬱と付き合いながらできる働き方が知りたい

そんな方の参考になれば幸いです。

よければ最後までお付き合いください。




自己紹介


申し遅れました。
はじめまして、鬱歴10年以上の「ねんね」といいます。

3歳年下の旦那と、子2人と暮らしています。

そもそもなぜわたしが、
心療内科に行くことになったのかといいますと


”胃の調子がおかしかった”
のがきっかけなんです。


朝昼と普段まともに食べないくせに
夜、食事の量が極端に減ってしまって。

頑張って食べようとすると
気持ちが悪くなり嘔吐してしまうことが続き

何かがおかしい。と思って
消化器内科を受診したのです。



そうすると、まず疑われたのが
「逆流性食道炎?胃炎?」

で、人生初の胃カメラをすることに。


後日、診断結果を聞きに行くと

「うん、すんごい綺麗な胃ですね」と。

癌にもなりにくい体質のようでした。
(画像でみたけどホンマにつるつるで綺麗でした笑)


それで
「ここ紹介しておきます」と

心療内科の紹介状を書かれました。


いやいやいや・・・

胃が変なだけでそんな辛くないし
そういうんじゃないし。

と思いつつも近場だったので渋々行きました。


鬱診断アンケート



病院へ入るとまずはじめに、

A4用紙2枚分(表裏)ほどある
鬱診断アンケートを記入。

質問事項がたくさんあり、
5段階で、そう思うか思わないかみたいなやつでした。


なんかもうこの時点でやばい予感はしてましたね。

ネットでも「鬱診断」とかって検索すると質問項目が出てきます。
私が実際に病院でやった診断も大体それと内容似ているので、気になる方はやってみてください。


そのアンケート結果に基づいたものと
実際にお医者様とお話して診断が下されます。


で、鬱というのはステージがあるらしい。

私が聞いたのは、4段階だったかな。


私は最終ステージ4。

「はぁ・・・」

思わずその場で苦笑ってしまいました。


お医者さまも困惑しながら、

「薬だしときますね。
 カウンセリングも予約しますか?」


という感じで受診終了。

月1で心療内科へ通うことになりました。


鬱症状と処方薬


わたしが困っていた症状は主に上2つ、

・食欲減退、食事をリバースしてしまうこと
・寝付きがわるいこと、眠れないこと
・夜涙がでちゃう(たまに)

だったので、


・精神安定剤(名前忘れた)
・睡眠導入剤(ディエビゴ)
・抗うつ剤(ドグマチール、レクサプロ)※
・漢方薬(名前忘れ)

が出されました。※途中で変更


上記の症状に困って受診したのですが

これ以外にも、自分的にはデフォルトでしたが
鬱症状だと言われたものはありました。

たとえば、

・やる気が起きない
・朝起きれない
・集中力の低下
・物忘れが多い
・楽しいことがない
・美味しさを感じにくい
・新鮮な感情や感動がない

などなど。

わたしは20代ずっとそんな感じでしたから
病院に行くまで気づきませんでしたが・・・

いま思えば、1人目を出産したあとから
鬱だったのだと思います。



薬の効果と治療


結論からいうと、

睡眠導入剤は神でした。笑

ウトウトしてきて、
気がついたら寝落ちします。
翌日ちょっと眠たいのがマイナスポイント。


ただ抗うつ薬は、わたしには合いませんでした。

ほてり、めまい、息切れ、動悸など
副作用で余計に体がしんどくなったからです。


ドグマチールという薬が良くなくて
生理も止まってしまい、
更年期症状が出てしまっていたようです。


途中で種類を変えてもらったのですが、
レクサプロもあまり相性が良くなかったのか

飲みたくなくなってしまいました。


カウンセリングも2度受けましたが

あまり人にあれこれ喋るのが好きではなく断念。


結果として、薬と病院の効果は・・・

自分的にはあまりよくなかったのです。
(睡眠導入剤だけ有り難かったですが)


薬自体も、抑制するだけ
改善はしないのだと言いますから。

今思えば辞めて良かったと思っています。
(知り合いが鬱で薬依存にもなっているため)



重度の鬱と戦う生活


このとき、職場の先輩からのいじめもあり、
仕事は退職していました。


職場の人間関係、育児のストレス
旦那へのストレス・・・

色々なことが重なって鬱も悪化していき、

薬が合わず副作用でつらい日々を半年。

そして3ヶ月ほど寝たきりのような生活へ。



昼間は眠くてだるくて横になっていて
起きてるのか寝てるのかわからない。

家族が寝静まったころ、

毎晩夜中に一人で(家族に聞こえないように)
お風呂場へ行って泣き腫らす。


疲れ果てて朝方眠りにつく。


そんな日々の繰り返し。

もうね、、しんどすぎて何もかもが、
生きていることもめんどくさくなっていくんです。


「死のう」と思って行動する元気も
「死にたい」と人に言う元気すらありません。


気がついたら死んでないかなー。
世界が終わればいいのに。って

ぼーっと思う日々。


↑こんな感じでお風呂場で毎晩うずくまっていました


旦那の鬱対応


嫁がそんな状態だったら、普通困りますよね。

家事育児もできなくなるし、
毎晩泣いてるし、ヒステリーだし。


最悪離婚案件でしょう。


こんな嫁にたいして、うちの旦那。
どうしてたと思います??

実はこの旦那の私への対応が、
おそらく良かったのでしょう。


と今では思います。

詳しく話すと長くなってしまうので
需要があれば別の記事にでも書こうかなと。


もちろん、わたしは寝たきりなので
家事育児は旦那に全振り。

文句言わず耐えてくれてありがとう。。


普段は若干モラハラ気味の旦那なのですが
この時ばかりは、私への対応も本当にありがとうでした。



回復の兆し


旦那にも子どもたちにもたくさん迷惑をかけて
そんな状態で1年くらい過ごしてきましたが


とあることをしたら、
回復の兆しが見えてきました。

きっかけは、2つありました。


1つめのきっかけは、

お正月に田舎の実家へ帰ったときに、
祖母が温かく対応してくれたこと。


うちの実家は古風なので
年末年始は実家の大掃除やら親戚のおもてなしなど
家のことをやらないといけないのですが

私の事情を話すと、親戚が集まるなか
帰省中ずっと別室で休ませてくれました。

子どもたちは父がずっと見てくれていて

私は何日も何もせず、
ぼーっとこたつでみかん食べて過ごして
近くの温泉入りに行って。


本当に何も考えずに

緑豊かな田舎を窓から眺めながら
こたつみかんしていただけ。

それが良かったようです。


2つめのきっかけ

その年の3月に、Instagramの広告をみかけたのですが、京都の芸術系の大学が通信制で20万円ほどで卒業できるものを発見したことでした。

高卒だったわたしは、
学歴コンプレックスを抱えていたので

いいなあ、20万円で大学卒業できちゃうなら
やってみたいかもしれない。

と思ったんですよね。


それには申し込みませんでしたが

今からでも何かを ”学びたいかも”

という気持ちになれる
きっかけを与えてくれたものでした。


これが久々の感情でした。



行動から回復へ


その後わたしはすぐ、
”学び” への行動をすることになり・・・

どんなことをしたかはここでは割愛しますが

新しいことに挑戦したのです。



その学びのなかで、さらにある行動をして

感情の「楽しい」「嬉しい」を取り戻していきました。


これがゆくゆくわたしの本業となります。


そして、その過程で
「もっと成長したい」と思えるようになり

最初はInstagramからでしたが、
SNSでの発信も始めたのがちょうどこの時です。



今現在の稼ぎ方と生活


Instagramを始めた1年後くらいに、
Twitter(現X)も始めました。

Twitterでは本業とはまったく関係ないのですが

流行りのアフィリエイトに挑戦したり、
趣味でnoteを書いたりするなかで

何気なく出していた、
売れると思っていなかった有料noteが売れたのです。



しかもそれがなんと
トータルで6桁の収入になりました。


プロの執筆化でもライターでもないのに
自分で書いた文章がお金になるのか・・・!

それって凄くないか!?と思いました。


だって、
家でもどこでもスマホがあれば
書けてしまいますから。



鬱を克服?回復したとはいえ

鬱って一度なると、実は再発しやすいんです。。

これまで何度もぶり返しそうになったり
若干鬱っぽくヘラったりすることもありました。

また何かすこしのきっかけで悪化するかもしれません。


そんなリスクがあるので
鬱経験者は社会復帰が難しいのです。


だから、noteで稼げるというのはわたしにとって
まさに、理想形の稼ぎ方だ!!!

となったんですよね。



はやく、社会復帰しなきゃ・・・

と思ってしまう人も多いかもしれませんが

会社に戻らなくていいんだよ。
鬱でもちゃんと稼げるよ。


ということを
鬱中の皆さんにも知ってほしいなと思いますし


・会社の人間関係がストレスで仕事を辞めたい
・毎日通勤するのがストレスで仕事を辞めたい
・鬱になりかけているけど仕事が辞めれない


という人にも、こういう稼ぎ方もあるよ。
と伝えていきたい。


文章を書いてお金をもらうなんて無理!!
と思うかもしれませんが・・・

大丈夫です。
私も最初はそう思っていました。


難しい言葉なんて一切使っていないし、
ただ自分の考えや経験を綴っているだけです。


ライティングとかマーケティング?
とかの勉強も一切していません。


それでも、売れたのです。
(勉強もしたらどうなるのでしょうね。)


稼げると、気持ちも全然変わってきます。

稼げると、楽しいです!!


お金があると、気持ちって豊かになれるんですね。

ある意味、お金がないことも、
ストレスの要因だったかもしれません。


SNSを通じて、自分らしく生きる大切さ
学ぶことができました。



もともと、通勤や会社勤めは苦手だったので
ネットだけで稼げるというのは最高です!!


そんな感じで今は、本業で在宅の自営業を始めて、
副業でTwitterとnote販売をしています。


↓ これもスキルなしでネットだけで稼いだ方法の1つです。


こういった再現性のある在宅ワーク情報や、
有益な情報は見つけ次第、

皆さんにnoteやTwitterで共有して
今後どんどん増やしていけたらと思っています。


鬱とはずっとこれからも、
再発しないように向き合いながらですが

わたしは家にいながら
自分のできる範囲で稼げる方法で
仕事をしていこう!!と決めました。


鬱でも会社に復帰したい!
という人には向かないかもしれませんが

今後わたしのnoteでは、在宅でも稼げる方法や
鬱の克服方法などを書いたり

Twitterでも、鬱の人が稼ぎやすい方法や
在宅ワークについての発信をしていくので
よかったら応援してください♪(*^^*)



それでは、最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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